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新桃太郎伝説より


関連記事: 新桃太郎伝説 について
関連記事: 新桃太郎伝説 頼もしい仲間達
関連記事: 新桃太郎伝説 カルラを再評価してみた
関連記事: 新桃太郎伝説 で、苦労したところ


このゲームは、戦闘がとても楽しい!

その面白い戦闘を引き立てている、前回紹介した魅力的な仲間達もそうですが
もう一つ、魅力的なモンスター達のお陰でもあります。





なんせ、全てのモンスターに最低1ネタは用意されていますから そりゃあ、面白いハズです。

そんな面白いモンスター達を集めてみました。
(上げるとキリが無いので 特にこれは と思った物を)



ちなみに、以前 ドラクエ3のモンスターも面白い
という記事を書きましたが
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/260/

向こうは、既存の仕組みの中から 組み合わせ、調整の妙による面白さ



対して、新桃太郎伝説は 一つずつプログラムを特注で用意された面白さです。
(ほほえみの大地では、前作以上に変なモンスター いっぱい)



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●餓鬼



こちらの持ち物にある食べ物を盗んで そのまま食べて体力回復。
なかなかイラッとする攻撃です。


しかも、お供を仲間にするために持ってきていた ”きびだんご”を食べられたら 更にイラッ




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●しょうけら



無害なモンスター

無害なだけではなく、倒すと なんと改心してこちらの体力を回復してくれる
という、なかなかなボーナスモンスター


というのも しょうけらは、開発期間が短くて 調整が間に合わず
大変なダンジョンに やむなしで配置したモンスター らしく

こいつが出てくる という事は、厳しいダンジョンの証なので気を引き締めないといけないです。

そして、しょうけらを期待して回復を怠っている時に限って 出てくれず死んでしまうという・・・



(上位種として、技と体力を回復してくれる 黄粉坊もいます)



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●かがち



高攻撃 + 絶対先制攻撃してくる 強烈なモンスター

さすが、しょうけらの出てくるダンジョンは容赦無いよ
と思い知らされつつ、かなり泣かされました




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●天賊鬼



武勇に優れているらしい中ボス

「おい 桃太郎!
 このオレ様と おまえとでは
 力の差が ありすぎる!

 そこで! オレが
 これから となえる術を
 おまえに えらばせてやろう!」


という事で、前代未聞
相手の行動を選ばせてくれる敵で 衝撃をうけました。


小波   ・・・ 絶対 痛い目にあう
ばいきり ・・・ パワーアップして 絶対ヤバい
ふにゃら ・・・ 響きで これが一番マシそう
 
で、ふにゃら を選んだ 防御力を下げられて ぎゃーーー

と、いろいろ驚かされました。
(結果 小波が 一番マシだった という)




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●うわん



いわゆる ミミック的モンスター

大きな違いは、味方一人を引き込んで 1対1で襲ってくる
という所


桃太郎とか 金太郎が相手だったらいいのだけど
浦島あたりが引き込まれたら 死亡確定なので厄介



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●雪だるま



前作より 引き続き登場。

現れたかと思ったら 雑談して去っていく癒し系

後、アイテムくれたり 体力回復してくれたり
とても良い子です。


今作では、更に 仲間になってくれて驚き
関連記事:仲間達について



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●獏



こいつが使ってくる 鬼道ゆめみ

全員を眠らせてくる
これは まぁわかる。  獏だし

それと同時に、なんと 以前倒した中ボスを召喚する
という恐ろしい事をしてきます。

あまりに驚いて、変な声あげてしまいましたよ

しかも、こちらは寝ているし
悪夢とは まさにこの事

ザコが普通に使ってくる技じゃないでしょ これ




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●数学の鬼
●歴史の鬼



ほほえみの大地に出てくるお勉強モンスター


問題を出されて、答えを間違えてしまうと ダメージ
正解できると 経験値+お金


歴史の問題と言いつつ、たまに「ハドソンが創設されたのは何年?
とか出てきて 面白かった




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●もうりょう + カグラコウモリ



カグラコウモリが 桃太郎たちにばいりきを唱えてきて
なんで こちらの攻撃力上げてくるの? サービスモンスター??

と思ったら、相方のもうりょうの方が混乱させてきて


攻撃力がアップした上で同士討ちを始める という
恐ろしいコンボを味わいました。



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●黒河童



こいつも、前作から引き続き登場

でた! ごぞんじ
黒河童の ひっさつ技!
盗むぞ! 盗むぞ! シュシュッ!

と、煽ってくるとおり
とても凶悪な盗みをしてきます。


全財産 or 全員の手持ちのアイテム全て盗み

キュウリを持っていると、それを食べ始めて動かなくなるので
黒河童が出る地域を進む際は、大量のキュウリを持って挑まないといけません。


そして、なんと こいつも条件を満たした上で倒すと 仲間になってくれます。
関連記事:仲間達について


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●じゅむへんく



くふっふっふっふっふっ!
いちばん 体が弱っている奴は
誰だあーーーーー?

でか太郎! おまえか!


一番 HPが低い味方に 痛恨の一撃を放ってくる

誰に飛んでくるか は読めるけど
痛恨の一撃は痛い


黒沙羅刹 という上位種は、HPが一番高い味方に 痛恨の一撃をしてきて
こっちは、計算が難しく 厄介な敵です。




拍手[11回]

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先日 クリアした、新桃太郎伝説 (SFC)

関連記事: 新桃太郎伝説 について
関連記事: 新桃太郎伝説 面白いモンスター達
関連記事: 新桃太郎伝説 カルラを再評価してみた
関連記事: 新桃太郎伝説 で、苦労したところ


その特徴の一つが 19人もいる仲間たちです。

その一人一人が、面白いゲームデザインをされていて飽きません。
そんな仲間たちを紹介です。


ただし、これだけ たくさん仲間がいるせいか
イマイチ バランスが取れていません。

頼れる仲間は その通り、とても強いのです
一部は、ネタ主体で まぁ使えない仲間も多く

そこも 新桃太郎伝説の面白さです。


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●頼もしい仲間たち

・桃太郎

主人公。
(桃太郎は、パーティーから外れることは無い)

攻撃も、攻撃術も、回復も なんでもできるオールマイティキャラ。


独自システムは イヌ、サル、キジ を連れていて たまに戦闘中にサポートしてくれる事。


キビダンゴを与えると、その戦闘中は 毎ターン必ずサポートしてくれるようになり ボス戦では重要。
(キビダンゴが最後まで利用価値のあるアイテム ってのは 桃太郎的に嬉しいですね)



・金太郎

高攻撃力、高防御力の 頼れる戦士系キャラ。



通常攻撃するだけのキャラか と思いきや
HPを削って使える すもう技が強力

特に はりて(HPの1/4で ダメージ + 攻撃力、防御力ダウン)
ボス戦でも通用するので かなりチート。



・浦島

補助系、回復系の術が得意な 僧侶系キャラ。



最終的に 覚える みなせんたんみなまんたん といった 全体回復の術は頼れる。
(桃太郎は、全体回復は覚えない)
まもりの術(全員の防御力アップ)も使えるので、浦島がいるだけで パーティーの生存率はかなり上がります。



・あしゅら

一見 使いづらそう、しかし 使い方がわかると かなり強いテクニカルキャラ。



とにかく、特殊な術ばかり覚えます。

かげぬい (一定時間、自分以外の敵味方全員が動けなくなる)
かりそめ (自分の分身を生んで 一緒に戦う)
うつろひ (戦闘をいったん中止し、指定した敵と 1対1の戦闘を開始する)

浦島の代わりに回復担当にする事もでき
使いこなせれば かなりデキる仲間です。
(特に かりそめが強い)



・ましら

一見、使い方のわからないネタキャラですが
使いこなせれば チート化するキャラ。  (ただし攻略情報必須)



ましらは 攻撃する時、鍵盤が出てきて そこから音を3つ選びます。
その3つの音が 特定の組み合わせの場合 それに合わせた攻撃を行う。



つまり、どの組み合わせで どんな攻撃ができるか?
知らないと何もできない代わりに、もし、使いこなせたなら

味方のHPを100回復
味方全員が 毎ターン、攻撃力がアップするようになる
一番攻撃力が高い味方と 同じ攻撃力になれる。
味方全員の素早さを上げたり、敵全員の防御を下げたり

とにかくオールマイティに なんでも出来ます。
(ただし、攻略情報 必須)



・雷神

攻撃系 術使い。



単体系、複数系の豊富な攻撃術が使え かつ、尽きそうにない MP
風神が一緒にいると 便利な全体攻撃術が使えるようになる

と 意外と使える奴でした。

特に大変だった ラストダンジョンの雑魚散らしとして 大活躍。



・風神

回復も使える 戦士系。



たんに雷神のサポート役かと思いきや、攻撃力高いし せんきんたんまでの回復術が使える。
普通に出来る子でした。

ただ、最終盤は 全体回復が使えないと 回復は間に合わず 回復役としてはイマイチでした。



・はらだし

シナリオ的に必要したけど 戦闘では使えないネタキャラ と思いきや
強力な物理耐性を持った 優秀な壁キャラ。



体質で、物理攻撃は 全てぬるっと滑って ノーダメージにしてしまう
術攻撃をしてこない敵相手には 完封。

そして、かばう を行うと はらだし と もう一人の味方が 物理攻撃に対して無敵に。
かばうかばうかばう と、かばうの連鎖を行うと 全員を物理攻撃無敵になる 

と、なかなかのチート性能。

攻略本では 25%の確率で物理無効 と書かれていたので
バグなのか、調整の結果の変化なのか 



・えんま様

前作のラスボスが味方に
その名に恥じない、最強の チート味方です。



攻撃もできて、攻撃術・回復術も使える。
そして、常に2回行動

守る  + 攻撃
回復術 + 攻撃
かばう + かばう

他のキャラでは できない戦法が取れます。
まさにチート

こういうキャラって、仲間になるとガッカリ
という展開が良くあるけど、ここまで強力キャラなのは 珍しい

弱点らしい弱点は、最大MPが少なめな所くらい


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●ちょっと力不足な仲間たち

・夜叉姫

可愛い。



けど 能力的には 攻撃力も低いし、最大HPも低いし・・・
頼りたい 攻撃術の 流れ星は 燃費が悪い。 (消費MPが 最大MPの1/3)

と、そのまま使っていくには なかなか辛い性能。

せめて 回復系の術を覚えてくれれば・・・
後半、ばいりき (攻撃力アップ)を覚えてくれるのが せめてもの救い
(けど、えんま様も ばいりき覚えるんですよね・・・)

しかし、鬼族の姫だけって 後半、関わりあるイベントセリフが多め



・銀次



四本の包丁を装備でき
攻撃のたび、どれで攻撃するか 選択。

包丁によって、効果が変わります。


最序盤で仲間になり その時は頼りになるのですが
シナリオ的に ちょくちょくパーティーを離れるので

レベルに差が付き、能力も見劣りしだし・・・  最終的に、使わなくなりました。



・でか太郎



超 背が高い人。

武器は装備できず
攻撃は 相手の防御無視で、 1~攻撃力 のランダムダメージ。
また、背が高いので 飛んでいる敵に攻撃を当てやすい

ではありますが、残念ながら この特徴を活かせる敵が特に出てこず
メタルスライムみたいなのが居たら良かったんですけどね

よほどの人員不足の際、選択肢に入る というくらいでした。



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●こりゃあ 使えない仲間たち

・寝太郎

名前のとおり、ずっと寝てます。



16分の1の確率で目覚めて 戦ってくれる
その時は、必ず会心の一撃になる とは言え、さすがに・・・

めざましの呪文とコンボできるなら まだ使い手があったかも知れないですが
(行動するたびに、起きてるかどうか判定するので
めざまし は関係ない)



・雪だるま

可愛い。



けど、戦闘中は ひたすら遊び続ける 遊び人キャラ。
(レベルがかなり上がると 稀に有益な行動してくれるけど)



・貧乏神

おなじみのあいつ



正直、全然使えない。
お金を盗む術を覚えるけど、この頃になると いろいろ金策できるので
貧乏神を使ってまで、やる事じゃないですね・・・



・福の神



連れていると お金が手に入りやすくなるらしいですが
同上の理由により、使えないですね・・・



・天の邪鬼

攻撃の際、「」「」「」「」を選び それに応じてランダムで特殊攻撃を行う。



ただ、何するか 予想が付かず
味方に不利益を与えるパターンもあって
やはり使いづらいです。



・黒河童

特別な条件で 敵の河童を倒した時 仲間になるモンスター



ただ、仲間にした後は パッとする所もなく
ランダムで 様々な特殊行動をするけど 雪だるま や、天の邪鬼 よりは
迷惑をかける事が少なくて 全然マシ といった感じ



・といちや

商人。



なにか行動する度、お金を請求してくる。

攻撃     ・・・ (レベル数)両
まんきんたん ・・・ 6000両
津波     ・・・ 7200両
きんそう   ・・・ 16800両

普通に戦っているだけで 有り金がなくなります。

ただ、お金がある限り MP消費無しで術を使いまくれるので
特殊な縛りプレイでは 使えるかも

という感じですね




拍手[7回]


新桃太郎伝説(SFC 1994年 ハドソン)

クリアしました。





以前、桃太郎伝説(FC)をクリアしたので
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/213/


その内やろうか
とは思っていたのですが、

友人の「RPG好きなら やるしかないよ
の声により、プレイしました。


関連記事: 新桃太郎伝説 頼もしい仲間達
関連記事: 新桃太郎伝説 面白いモンスター達
関連記事: 新桃太郎伝説 カルラを再評価してみた
関連記事: 新桃太郎伝説 で、苦労したところ



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●どんなゲーム?



前作の「桃太郎伝説」の続編。
6年後が舞台。



かぐや姫のピンチに駆けつける桃太郎


しかし、そこに現れた ダイダ王子に手ひどくやられ
LVは1に戻り、術も全て失い、最強装備も世界のどこかに飛ばされる・・・


そんな中、もう一度 自分を鍛え上げつつ、仲間を集め 世界を救うのが目的。


いろいろなゲームアイデアが詰め込まれた、とても丁寧な作りのRPGです。

ただし、謎を含め なかなか難しめではありました。



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●五大システム

当時 広告の様々なところで見かけた ウリ文句がこれ
(当時は、こういうのを見て すげーーとか楽しんでた時代でした)


・タクティカル・ウェザー・バトル

フィールド上の戦闘では、天気があります。


晴れ から始まって、日照り雷雨
船の上戦闘に限り 時化なんかも




キャラ毎に、得意な天気 苦手な天気が設定されていて

やる気を出して、毎ターン HPが回復したり
逆に一切行動ができない術が使えなくなる

また、一部の術の性能が向上したり
一部の敵が強くなったり

など いろいろな影響が見れます。


ただ、天気の影響があるのは フィールドのみ

ボス戦がある、肝心のダンジョンでは天気がないので、
いまいち戦術に盛り込めなく残念でした。



・アクティブ・ウォーキング
・ヴァリアブル・メッセージ

これらは、キャラクターの個性を引き立たせるためのアイデアですね。


フィールド上で キャラクターが 思い思いに歩き回るシステム。
(ただし、ダンジョン内では 普通についてくる)
(慌ただしいキャラクターは、ほんとにチョコマカ動き続ける。
逆に のんびりしたキャラクターは そのとおり のんびり)




そして、重要イベントや ボス戦闘中なんかに、仲間キャラクターしゃべるシステム。

今だと、まぁ 普通のシステムと思うかもしれませんが
当時としては 画期的だったんでしょう。

キャラ毎に 話内容が用意されているので なかなかのボリューム。
いろいろなパーティー編成で、挑みたくなります。

後半、多くの鬼族側のキャラクターが仲間になり
(夜叉姫、あしゅら、ましら、風神、雷神、えんま様)

これらのキャラと、敵との掛け合いは なかなかドラマチック。




・ベベルビュウ・マップ
・スーパーインポーズ

奥行きのあるフィールド表現
(類例 ファイナルファンタジーの 飛空艇)

メッセージウィンドウを出さない 字幕的なメッセージ表示



これらは、一目で 新桃太郎伝説 だとわかるゲーム画面を作っている物ですね。



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●大勢のキャラクター

ゲーム後半になると、仲間がどんどん増えていきます。

総勢19人!




そして、キャラ毎に 個性がちゃんと用意されていて
パーティー編成だけで、いろいろな戦略が立てられ 面白いです。


自分は、せっかくなので 何回かパーティー構成を変えつつ 楽しんでみました。


桃太郎 、 金太郎 、 浦島 、 夜叉姫   (パーティー編成できるまで)
桃太郎 、 金太郎 、 あしゅら 、夜叉姫 (風神イベント後)
桃太郎 、 風神 、 雷神 、 夜叉姫    (終盤)
桃太郎 、 はらだし 、 雷神 、 夜叉姫  (ラスボスに歯が立たず 専用布陣)


面白いキャラクターが多い反面、半分くらいは非実用なネタ仲間 というのが残念です。

ただ、一見使えなさそうな ましらはらだしが 使い方さえわかれば ガチ仲間というのは面白かったです。

→ 詳しくは、こちら
  http://sekigames.gg-blog.com/Entry/296/



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●魅力的なモンスター

全てのモンスターに ひとネタ入れよう という試みはとても良かったです。



普段のRPGでは見ないような攻撃をしてくるモンスターとか
(専用プログラムをふんだんに用意していて)
前作より 一層面白かったです。




そして、ギャグモンスターばかり出現する ほほえみの大地は、更にパワーアップ



→ これらは別記事でまとめます。


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●大変だったところ

遊ぶのに大変だった場面も多いです。


まず、移動速度の遅さ
これは なんとかして欲しかったですね。

エンカウント率の高さも相まって ダンジョンはかなり辛かったです。


反面、ダンジョンは ルートさえわかってしまえば 実は短い道のりで
エンカウントさえ避けられれば 簡単にゴールまでたどり着ける作りでした。



次に 敵の強さ

まぁ、それは望むところではあるのですが
エンカウント率の高さが相まって かなりうっとうしかったです。

ただ、ボス戦は 歯ごたえがあり 戦略をちゃんと立てなければ負けてしまう調整で面白かったですね


特にラスボス戦は パーティー編成も考えつつ、持てるアイテムを総動員して なんとか勝った
と、ラスボスに恥ずかしくない強さでした。



後は ですね・・・

あしゅらの謎かけ とか
からくり村の場所 とか
一部のアイテムの手に入れ方 とか
(勇気の剣、海に沈んでいるかけら)

キツかったなぁ~~
自力では気づけず 教えてもらうしかありませんでした。



人気度もキツい

良い事をすれば、上がっていき
最終的には、町の人々が桃太郎をより応援してくれたり
人気度が高くないと 仲間になってくれないキャラ、入れない場所

など いろいろ恩恵を受けられるシステムなのですが

逃げると、たまに 人気度マイナス・・・
仲間が死ぬと 人気度マイナス・・・

油断すると、人気度はどんどん下がっていくのです

けど、敵は一切手を抜いてこないので 簡単に仲間は死んでしまうし
お陰で、なかなかストレスでした。



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●カルラ



敵側のキーパーソンですね。


桃太郎の行く先々で悪さをする。
→ それを解決する
 
序盤は この繰り返し。


初めは、嫌な敵 という感じだったのですが
後半、それが どんどんエスカレートしていき 最後には・・・

RPG史上 最高の外道 と言われても仕方ないくらい暴れ回ります


→ これについても、別記事で取り上げます。



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とにかく面白いRPGでした。






盛りだくさんのイベント
歯ごたえのある戦闘
多くの仲間
おなじみの露天風呂をはじめ 隠しイベントや、隠しアイテム なんかも

とても盛り沢山な内容

大変だった分だけ、思い出に残りました。



お城システム


多くのミニゲームなんかも





なんというか、サービス精神満点なゲームですね

SFC最高峰のRPG に、この 新桃太郎伝説を挙げる人が多いですが
まさに その通り

遊んでよかったです。





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昨日のゲームセンターCXで なんとMSXが取り上げられました。



新コーナー「ゲームセンターMSX」にて
第1回は 魔城伝説 でしたね。



実は、今回 ゲームセンターCXにせっき~の名前が載りました。



というのも、ご縁があって うちにあるMSXをいくらか お貸ししたのです

今回、課長が遊んでいるMSX本体

見覚えあるなぁ~
と思ったら、うちにあるMSXでした。



大変光栄です。


MSXで育った身としては、このような形でMSXが大きく取り上げられるのは大変嬉しいですし

ついったーでも、「MSXを始めて見た」なんて声もあって
なかなか良い反響があったと思います。



今回は、ミニコーナーらしいですが
その内、挑戦でもMSX 取り上げて欲しいですね。

拍手[10回]


80年代マイコンナイト」のイベントレポート 後半です。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_140828204679_1.htm



前半は こちら http://sekigames.gg-blog.com/Entry/292/

後半は、ゲームソフトに関する内容です。



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●ここで、呉ソフトウェアの 呉さんが登場

呉ソフトウェア ・・・ 「ファーストクイーン」 シリーズで有名
           ゴチャキャラシステムにより 大量のキャラクターが動くゲームがウリ
          当時のソフトハウスながら、現在も活動しています。


なんと、呉さん
既に還暦すぎているのですが、未だ現役でプログラマをしている との事。



・呉さんの来歴

最初は、電波新聞社で 発注受けたゲームを作成

PC88版の「ギャラクシアン」の移植をやった。

→ キャラクターはナムコから貰ったけど
 残りのゲーム自体は、目コピで作った。



それがきっかけで、ビーピーエスにアルバイトで入り
ブラックオニキス」のX1版の移植を行った
(PC88版はオールBASICだったけど、オールアセンブラに書き直した)

イプシロン3」を作成
(グラフィックも含めて 全部自分一人で作った)

→ いろいろあって、自分で会社を立ち上げるに至る。



・アルゴー


いかに大きいキャラクターを動かすか?
を工夫して作った作品。

それ以前は、学校の先生をしていて
その教え子に、グラフィックを手伝って貰った。

これを作った後、SEGAに見せに行き「スペースハリアーの移植をさせてもらえないか」 持ちかけに行った

→ なんと、SEGAも 「アルゴー」の事を知ってくれていた。
→ けど、「これだったら うちの方がうまく作れるよ」と断られてしまった。


アルゴー」の他機種への移植は、プログラムができる教え子にやってもらった。
(いろんな教え子がいて、いろいろ手伝って貰っていたっぽい)

ちなみに 売り上げは3000本
(今聞くと笑われるかもしれないけど この時代だと まぁまぁです)




・シルバーゴースト


ゴチャキャラシステム 1作目。

アルゴー」は とにかく大きいキャラクターを動かすか に全力を出した作品
次は、とにかく多くのキャラクターを動かして プレイヤーを驚かしてやろう

昔のPCは描画が遅くて大変だった
(とくに、スクロールすると ヒドイ)

自分の動かしているキャラクターをアップデートする時だけ、垂直同期待ちをごまかす
なんてテクニックを駆使した。


プログラム全部と一部のキャラクターを 呉さんが担当。
残りのキャラクターは、当時アルバイトがいたので その人に

売り上げは 初期出荷で5000本
(最終的にどれくらいかは忘れた)




・アルゴーからの資金はもう尽きていた

シルバーゴースト」が売れなかったら 会社を畳むしかない状態。

→ しかし、よりによって 「イース2」と発売日がぶつかってしまった!
→ ファルコムさん、なんて時期に出してくるんや!!


発売してどうだったか? 流通の人に聞くと

→ 「影の大ヒットです



・ファーストクイーン

RPGです。
制作にお金がかかります。
(他のジャンルよりも 分量が多くて どうしてもかかってしまう)

→ 資金を稼ぐために 「DUEL(戦闘に特化させたゴチャキャラゲーム)
 を作ったりした。
 (開発効率がいいので、繋ぎとして出していった)


プログラムは、やりたい という人間がいたので その人に任せた。
シナリオは、呉さん



・20年くらい前に

現在は アルバイトの人は全員辞めてもらい
一人のソフトハウスとして やっている。

→ 自分で 3Dグラフィックエンジンを作って
 「ファーストクイーン・THE NEW WORLD(windows用ゲーム)
 を出した。

また、このゲームエンジンを使ったゴルフゲームを作り
ここのロイヤリティで 今 やっていっている。



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●他のPCゲームの話

・ビーピーエスの ライレーン事件

出した本数だけ 返品された事件

→ 難解な内容で、わかっていないと 開始からゲームが進めない
 知らないでゲーム進めると いきなりゲームオーバーになる。

→→ ちなみに、作ったのは 後のグローディアの社長 池亀さん・・・



・T&Eソフト

ハイドライド」の見た目の綺麗さは凄かったですね

ディーヴァ」は 最初、シナリオ6の対応ハードは ? となっていて
ファミコン版が伏せられていた。



・夢幻の心臓2

スペースキーに重しを乗せておくと そのまま経験値稼ぎしてくれた。

→ けど、食糧を大量に買っておかないと
 次の日、起きたら 食糧不足で全滅していた。



・ムーンストーン

最後まで発売されなかった、「ブラックオニキス」の3作目

→ ビーピーエスの事務所がなくなる直前まで
 「ムーンストーンは いつ発売するんだ?」という電話がきていたらしい。

→→ ちなみに、社内には 「ムーンストーン」のMAPが壁一面に張られていたらしい
  ちゃんと、作っていたっぽいけど・・・

→→→ 野外をシームレスでずっと歩けるとか
   構想が大きすぎたのが ダメだったのかな



・信長の野望以前の光栄

ゴキブリを退治するSLG「ホイホイ
というのが、面白かったらしい



・エニックス

プログラムコンテストで うまくやったな
と今でも思う。

→ 中村光一、堀井雄二、森田和郎 と 多くの才能を集めたのは恵まれているとしか



・中村光一のインタビュー記事


トップで 19歳 と謳っているけれども

→ 本文で、「毎日 お酒を浴びるように飲んでいます
 って書かれている・・・



君も第二の中村光一に」の記事で
1ヵ月の印税で 406万円入った とデカデカと載っている。

→ バブリーな時代ですね。


・PC版「女神転生

アクションゲームの方です。

 
よく、コンシューマー版と別の扱いされるけれども
アトラスが開発協力 と書かれているので、なんか関わっているかも?


・ボーステック

その人が
ちまちま」から入ったのか?
レリクス」から入ったのか?
スキーム」から入ったのか?

で、この会社の印象が大きく違いますよね



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●ロンドン小林 トーク

(MSXマガジンの名物編集者)

業界に入ったきっかけは、MSXのグラディウス2

→ 手描きのグラディウス2攻略本を 編集部に送ったところ
 即戦力として採用された。


当時、MSXマガジンは テクニカルな雑誌 → ゲーム主体の雑誌へ 全面リニューアルしたタイミング
しかし、編集者が3人しかおらず 出来はあまり良くなかった・・・

→ ここなら潜り込めるな と考えた
 (ログインに入るのは難しそうだけど、Mマガにだったら入れそう)


ロンドン小林の由来

→ 本名は 小林ひとし
→ アダルトゲーム「小林ひとみの パズルイン ロンドン」があり
 それから名前を取られた。



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●会場に 「忍者増田」が来ていた!!

一番はじめは、ログインの常連読者投稿者だった。

→ そこからスカウトされて、編集者に


読者時代に、読者投稿コーナーのポイントを溜めて 当時30万円したX68000をゲットしていた
(当時、浪人生だったけど 商品が欲しくて投稿しまくっていた。)


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と、こんな感じで とても、とても濃いお話でした。

しかし、予想していましたが・・・
語り尽くすには、時間が少なすぎる

こういうイベントは 今後も2回、3回 と続いて欲しいな と思うばかりです。
(個人的には、次は 90年代マイコンナイト がいいなぁ)



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プロフィール
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せっき~
性別:
男性
職業:
ゲームプログラマ
自己紹介:
古いパソゲー、ボードゲーム、カードゲームを熱狂的に遊んでいます。


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