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ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。   まずは目次をご覧ください
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80年代マイコンナイト」のイベントレポート 後半です。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_140828204679_1.htm



前半は こちら http://sekigames.gg-blog.com/Entry/292/

後半は、ゲームソフトに関する内容です。



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●ここで、呉ソフトウェアの 呉さんが登場

呉ソフトウェア ・・・ 「ファーストクイーン」 シリーズで有名
           ゴチャキャラシステムにより 大量のキャラクターが動くゲームがウリ
          当時のソフトハウスながら、現在も活動しています。


なんと、呉さん
既に還暦すぎているのですが、未だ現役でプログラマをしている との事。



・呉さんの来歴

最初は、電波新聞社で 発注受けたゲームを作成

PC88版の「ギャラクシアン」の移植をやった。

→ キャラクターはナムコから貰ったけど
 残りのゲーム自体は、目コピで作った。



それがきっかけで、ビーピーエスにアルバイトで入り
ブラックオニキス」のX1版の移植を行った
(PC88版はオールBASICだったけど、オールアセンブラに書き直した)

イプシロン3」を作成
(グラフィックも含めて 全部自分一人で作った)

→ いろいろあって、自分で会社を立ち上げるに至る。



・アルゴー


いかに大きいキャラクターを動かすか?
を工夫して作った作品。

それ以前は、学校の先生をしていて
その教え子に、グラフィックを手伝って貰った。

これを作った後、SEGAに見せに行き「スペースハリアーの移植をさせてもらえないか」 持ちかけに行った

→ なんと、SEGAも 「アルゴー」の事を知ってくれていた。
→ けど、「これだったら うちの方がうまく作れるよ」と断られてしまった。


アルゴー」の他機種への移植は、プログラムができる教え子にやってもらった。
(いろんな教え子がいて、いろいろ手伝って貰っていたっぽい)

ちなみに 売り上げは3000本
(今聞くと笑われるかもしれないけど この時代だと まぁまぁです)




・シルバーゴースト


ゴチャキャラシステム 1作目。

アルゴー」は とにかく大きいキャラクターを動かすか に全力を出した作品
次は、とにかく多くのキャラクターを動かして プレイヤーを驚かしてやろう

昔のPCは描画が遅くて大変だった
(とくに、スクロールすると ヒドイ)

自分の動かしているキャラクターをアップデートする時だけ、垂直同期待ちをごまかす
なんてテクニックを駆使した。


プログラム全部と一部のキャラクターを 呉さんが担当。
残りのキャラクターは、当時アルバイトがいたので その人に

売り上げは 初期出荷で5000本
(最終的にどれくらいかは忘れた)




・アルゴーからの資金はもう尽きていた

シルバーゴースト」が売れなかったら 会社を畳むしかない状態。

→ しかし、よりによって 「イース2」と発売日がぶつかってしまった!
→ ファルコムさん、なんて時期に出してくるんや!!


発売してどうだったか? 流通の人に聞くと

→ 「影の大ヒットです



・ファーストクイーン

RPGです。
制作にお金がかかります。
(他のジャンルよりも 分量が多くて どうしてもかかってしまう)

→ 資金を稼ぐために 「DUEL(戦闘に特化させたゴチャキャラゲーム)
 を作ったりした。
 (開発効率がいいので、繋ぎとして出していった)


プログラムは、やりたい という人間がいたので その人に任せた。
シナリオは、呉さん



・20年くらい前に

現在は アルバイトの人は全員辞めてもらい
一人のソフトハウスとして やっている。

→ 自分で 3Dグラフィックエンジンを作って
 「ファーストクイーン・THE NEW WORLD(windows用ゲーム)
 を出した。

また、このゲームエンジンを使ったゴルフゲームを作り
ここのロイヤリティで 今 やっていっている。



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●他のPCゲームの話

・ビーピーエスの ライレーン事件

出した本数だけ 返品された事件

→ 難解な内容で、わかっていないと 開始からゲームが進めない
 知らないでゲーム進めると いきなりゲームオーバーになる。

→→ ちなみに、作ったのは 後のグローディアの社長 池亀さん・・・



・T&Eソフト

ハイドライド」の見た目の綺麗さは凄かったですね

ディーヴァ」は 最初、シナリオ6の対応ハードは ? となっていて
ファミコン版が伏せられていた。



・夢幻の心臓2

スペースキーに重しを乗せておくと そのまま経験値稼ぎしてくれた。

→ けど、食糧を大量に買っておかないと
 次の日、起きたら 食糧不足で全滅していた。



・ムーンストーン

最後まで発売されなかった、「ブラックオニキス」の3作目

→ ビーピーエスの事務所がなくなる直前まで
 「ムーンストーンは いつ発売するんだ?」という電話がきていたらしい。

→→ ちなみに、社内には 「ムーンストーン」のMAPが壁一面に張られていたらしい
  ちゃんと、作っていたっぽいけど・・・

→→→ 野外をシームレスでずっと歩けるとか
   構想が大きすぎたのが ダメだったのかな



・信長の野望以前の光栄

ゴキブリを退治するSLG「ホイホイ
というのが、面白かったらしい



・エニックス

プログラムコンテストで うまくやったな
と今でも思う。

→ 中村光一、堀井雄二、森田和郎 と 多くの才能を集めたのは恵まれているとしか



・中村光一のインタビュー記事


トップで 19歳 と謳っているけれども

→ 本文で、「毎日 お酒を浴びるように飲んでいます
 って書かれている・・・



君も第二の中村光一に」の記事で
1ヵ月の印税で 406万円入った とデカデカと載っている。

→ バブリーな時代ですね。


・PC版「女神転生

アクションゲームの方です。

 
よく、コンシューマー版と別の扱いされるけれども
アトラスが開発協力 と書かれているので、なんか関わっているかも?


・ボーステック

その人が
ちまちま」から入ったのか?
レリクス」から入ったのか?
スキーム」から入ったのか?

で、この会社の印象が大きく違いますよね



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●ロンドン小林 トーク

(MSXマガジンの名物編集者)

業界に入ったきっかけは、MSXのグラディウス2

→ 手描きのグラディウス2攻略本を 編集部に送ったところ
 即戦力として採用された。


当時、MSXマガジンは テクニカルな雑誌 → ゲーム主体の雑誌へ 全面リニューアルしたタイミング
しかし、編集者が3人しかおらず 出来はあまり良くなかった・・・

→ ここなら潜り込めるな と考えた
 (ログインに入るのは難しそうだけど、Mマガにだったら入れそう)


ロンドン小林の由来

→ 本名は 小林ひとし
→ アダルトゲーム「小林ひとみの パズルイン ロンドン」があり
 それから名前を取られた。



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●会場に 「忍者増田」が来ていた!!

一番はじめは、ログインの常連読者投稿者だった。

→ そこからスカウトされて、編集者に


読者時代に、読者投稿コーナーのポイントを溜めて 当時30万円したX68000をゲットしていた
(当時、浪人生だったけど 商品が欲しくて投稿しまくっていた。)


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と、こんな感じで とても、とても濃いお話でした。

しかし、予想していましたが・・・
語り尽くすには、時間が少なすぎる

こういうイベントは 今後も2回、3回 と続いて欲しいな と思うばかりです。
(個人的には、次は 90年代マイコンナイト がいいなぁ)



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