ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。 まずは目次をご覧ください
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2012年8月22日 にあった、CEDECの講演についての記事です。
「もしドラ」 x CEDEC ~ミリオンセラーを狙う為の秘訣~

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
を書かれた 岩崎夏海氏 の講演です。
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●”もしドラ”をエンタメに落とし込んだ手法
元々、素晴らしい作品が 如何にして生まれるのかを調べるのが好きだった。
→ ヒット作を出した人に共通しているのは、
みんなから笑われる、馬鹿にされる そんな夢みたいな事を言って最初は相手にされていないのに関わらず、それを実現させた。
と言うエピソード
→ 作る人自身の心構えが重要
(例: アップルのスティーブ・ジョブズや 、マイクロソフトのビルゲイツ
任天堂も 始め体重計をゲームにします。 と言った時は笑われたのではないか?)
→→ そのような みんなに笑われるような目標をスタートにしたら良いのではないか?
→→ 200万部売る本を作る を目標にした。
・200万部売る本を どうやって作れば良いか? 逆算した。
当時、知識欲を刺激する物、役に立つもの が流行っていた。
(例: 脳トレ)
→ それと、ストーリーを組み合わせてみる事を考えた。
(知識とエンターテイメントの融合)
・キャラ属性で鉄板なのは「17歳の女の子」
今まで テレビ業界などからの経験を踏まえて
→ 日本人の男性は 9割9部ロリコン
(13歳が可愛いけど年齢が低すぎる。 18歳は大人になっている。
17歳が ギリギリその間でちょうど良い との事)
→ 17歳の女の子を主人公にする事にした
・17歳の女の子が 異質なものと出会う、をメインテーマにしよう
→ 丁度良い、異質なもの探しを始めた。
→→ FF11を遊んでいる時、リンクシェルリーダーをやっていて
メンバーが言う事を聞かなかったり と言うのがあった
「この リンクシェルを うまくまとめ上げる方法は無いかな?」
→→ とあるFFプレイヤーのblogに、「自分はドラッガーのマネージメントを読んで LSをまとめ上げている」と言う内容が書かれていた。
そこで興味を持ち調べてみたところ
→→→ これこそが、女子校生と結びつけるコンテンツだ
・「よくドラッガーと女子校生を結びつけましたね」と しばしば言われる事があるけれども
→ 順番は逆である
女子校生と結びつけるのに良い物が ドラッガーだった
・脚本家「三谷幸喜」が書くドラマは全て 『がんばれベアーズ』を原型にして作られている。
→ ダメなチームに変革者が現れ、あーだーこーだしている内に みんなのやる気に火を点け
最終的に強大な敵に打ち勝つ と言う流れ
→→ 自分もそれにならった。
・「女子高生」を「ドラッガーのマネージメント」と出合わせ 「野球のマネージャー」をさせよう
→ と繋がった瞬間、最初から最後までのストーリーが出来上がった
--------------------------------------------------------------
●270万部を達成した戦略
宣伝費はあまり無かった
その上でどうしたか?
→ ターゲットは中高生
その親に買ってもらおうと狙った
→→ 役に立ちそうで、かつ 公序良俗にも反してなさそう
→→ 親から子にプレゼントしやすそうなデザインをした。
(表紙の効果が大きく出た)
→→ かつ、贈られた子供も ちゃんと最後まで読める内容に
→→ 贈った物を子供が最後まで読んだら 親も嬉しい
(贈ったのに読まなかったら がっかりする)
すると、「この本いいよ!」と、 クチコミで広がる
--------------------------------------------------------------
●ゲーム業界人に向けて
・100万本売れるゲームのつくり方 と言うう物がある。
それは、プレイヤーを猿にさせるようなゲーム (猿のように遊ばせ続けるゲーム)
→ 猿のように遊ばせる仕組みを作り、そこに持って行かせるのが重要
→→ それを作り上げるためには、作り手にも猿になった経験が必要
(岩崎氏は、FF11のプレイ時間は200日。 麻雀を36時間ぶっ通しでやったり
大学の頃はパチンコ狂いだった。 など)
→→ 自身の猿になった経験を活かし それを作るゲームに落とし込んだなら
ユーザーにも刺さるゲームになるだろう。
(猿のように遊んでいるプレイヤーが居ると、他の人もそれを見て興味を持ち 「自分もやってみようかな」になる。
それが一番の宣伝になる。)
●ゲーム業界人は ゲームを遊ばなくていい
テレビゲームを作るとき、テレビゲームを参考にすると 似過ぎてしまい、コピペになってしまう。
→ ゲーム種を探す場合、ゲーム以外のところになる
→ とすると、ゲームを遊んでいる暇など ないのではないか?
(宮崎駿曰く 今新しく入ってくるアニメーターは、アニメの中の空しか見ていないので
面白みのある空をかけない。 広がりがない との事
→ 今のゲーム業界についても同じことが言えるのでは? )
岩崎氏の場合、パチンコを猿のように遊んだ経験を活かし 小説に落としていったり などしていたし
テレビの仕事をしている時は、テレビを全く見ていなかった
「もしドラ」 x CEDEC ~ミリオンセラーを狙う為の秘訣~
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
を書かれた 岩崎夏海氏 の講演です。
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●”もしドラ”をエンタメに落とし込んだ手法
元々、素晴らしい作品が 如何にして生まれるのかを調べるのが好きだった。
→ ヒット作を出した人に共通しているのは、
みんなから笑われる、馬鹿にされる そんな夢みたいな事を言って最初は相手にされていないのに関わらず、それを実現させた。
と言うエピソード
→ 作る人自身の心構えが重要
(例: アップルのスティーブ・ジョブズや 、マイクロソフトのビルゲイツ
任天堂も 始め体重計をゲームにします。 と言った時は笑われたのではないか?)
→→ そのような みんなに笑われるような目標をスタートにしたら良いのではないか?
→→ 200万部売る本を作る を目標にした。
・200万部売る本を どうやって作れば良いか? 逆算した。
当時、知識欲を刺激する物、役に立つもの が流行っていた。
(例: 脳トレ)
→ それと、ストーリーを組み合わせてみる事を考えた。
(知識とエンターテイメントの融合)
・キャラ属性で鉄板なのは「17歳の女の子」
今まで テレビ業界などからの経験を踏まえて
→ 日本人の男性は 9割9部ロリコン
(13歳が可愛いけど年齢が低すぎる。 18歳は大人になっている。
17歳が ギリギリその間でちょうど良い との事)
→ 17歳の女の子を主人公にする事にした
・17歳の女の子が 異質なものと出会う、をメインテーマにしよう
→ 丁度良い、異質なもの探しを始めた。
→→ FF11を遊んでいる時、リンクシェルリーダーをやっていて
メンバーが言う事を聞かなかったり と言うのがあった
「この リンクシェルを うまくまとめ上げる方法は無いかな?」
→→ とあるFFプレイヤーのblogに、「自分はドラッガーのマネージメントを読んで LSをまとめ上げている」と言う内容が書かれていた。
そこで興味を持ち調べてみたところ
→→→ これこそが、女子校生と結びつけるコンテンツだ
・「よくドラッガーと女子校生を結びつけましたね」と しばしば言われる事があるけれども
→ 順番は逆である
女子校生と結びつけるのに良い物が ドラッガーだった
・脚本家「三谷幸喜」が書くドラマは全て 『がんばれベアーズ』を原型にして作られている。
→ ダメなチームに変革者が現れ、あーだーこーだしている内に みんなのやる気に火を点け
最終的に強大な敵に打ち勝つ と言う流れ
→→ 自分もそれにならった。
・「女子高生」を「ドラッガーのマネージメント」と出合わせ 「野球のマネージャー」をさせよう
→ と繋がった瞬間、最初から最後までのストーリーが出来上がった
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●270万部を達成した戦略
宣伝費はあまり無かった
その上でどうしたか?
→ ターゲットは中高生
その親に買ってもらおうと狙った
→→ 役に立ちそうで、かつ 公序良俗にも反してなさそう
→→ 親から子にプレゼントしやすそうなデザインをした。
(表紙の効果が大きく出た)
→→ かつ、贈られた子供も ちゃんと最後まで読める内容に
→→ 贈った物を子供が最後まで読んだら 親も嬉しい
(贈ったのに読まなかったら がっかりする)
すると、「この本いいよ!」と、 クチコミで広がる
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●ゲーム業界人に向けて
・100万本売れるゲームのつくり方 と言うう物がある。
それは、プレイヤーを猿にさせるようなゲーム (猿のように遊ばせ続けるゲーム)
→ 猿のように遊ばせる仕組みを作り、そこに持って行かせるのが重要
→→ それを作り上げるためには、作り手にも猿になった経験が必要
(岩崎氏は、FF11のプレイ時間は200日。 麻雀を36時間ぶっ通しでやったり
大学の頃はパチンコ狂いだった。 など)
→→ 自身の猿になった経験を活かし それを作るゲームに落とし込んだなら
ユーザーにも刺さるゲームになるだろう。
(猿のように遊んでいるプレイヤーが居ると、他の人もそれを見て興味を持ち 「自分もやってみようかな」になる。
それが一番の宣伝になる。)
●ゲーム業界人は ゲームを遊ばなくていい
テレビゲームを作るとき、テレビゲームを参考にすると 似過ぎてしまい、コピペになってしまう。
→ ゲーム種を探す場合、ゲーム以外のところになる
→ とすると、ゲームを遊んでいる暇など ないのではないか?
(宮崎駿曰く 今新しく入ってくるアニメーターは、アニメの中の空しか見ていないので
面白みのある空をかけない。 広がりがない との事
→ 今のゲーム業界についても同じことが言えるのでは? )
岩崎氏の場合、パチンコを猿のように遊んだ経験を活かし 小説に落としていったり などしていたし
テレビの仕事をしている時は、テレビを全く見ていなかった
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