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「覇邪の封印」

覇邪の封印覇邪の封印 











1986年に、工画堂スタジオが発売したRPGです。


世間では 悪評も多いゲームですが、正しいプレイ方法で遊んでみました。

このゲームは 間違いなく面白いです!
以下、その紹介
(今回は、冒険部分を集中して紹介)



(世界観)

アルカス王国に、バァンドゥラと呼ばれる 異次元と繋がる門が開きました。
そこより、異次元のモンスターが大量に押し寄せ 世界は大ピンチです。
主人公は 『イアソンの伝説』追いかけ、『覇邪の封印』を手にいれ 門を閉じる事が目的です。




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●1×1視界

(ゲーム序盤 → ゲーム後半
ゲーム後半は 3×3 と、ある程度視界は広がる)

覇邪の封印覇邪の封印







 
このゲームの特徴 かつ、賛否が圧倒的にわかれる要素がこれです。


基本は オーソドックスな見下ろし型RPG
ですが、視界が1×1 しかありません

では、どうやって遊べばよいのか?

その答えがこれ、付属の布製マップ です。
(かなりデカい)

覇邪の封印







これにメタルフィギュアも付いていて
ゲーム中 北に進んだら、メタルフィギュアも上に1マス移動 と言う感じで、現在位置を把握する遊びになっています。


この遊びが うまく理解できず、ゲームを投げ出した と言う話を少なからず聞きます。
(実は当時、せっき~も 意味がわからず投げ出しました。)




しかし、一歩一歩 地図を見ながら 冒険をする遊び
これは、とても面白い物でした。


地図には、全ての情報は書かれていません。
ここに橋があったぞ」「ここに遺跡があったぞ」と 世界を隅々まで探検して見つけては
剝がせるシールで、地図にマーキングしました

覇邪の封印









これがまた、とても楽しかったです。




以下、説明書より抜粋

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このゲームには、オリジナルフィギュアと布製マップが付いています。
これは単なる、ユーザーの皆さんを喜ばせるためのオマケではありません。
RPGの面白さに、”マップを作る”という要素がある事は否定しませんが、
今回はできる限りマッピングを極地化し、それ以外の要素を大きく引き出すよう努力してみました。
つまり、色々なしかけと、ストーリィ上の謎解きです。
但し、マップには、地形、町、城等、ごく少数の情報しか印されていません。
いろいろな物を発見して、マップを完全なものにするのは、あなたにおまかせします。


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●平地以外は危険がいっぱい

地図が必要な理由は もう一つあります。

平地以外がとても危険なのです。
どれくらい危険か と言うと、森・山・砂漠に入った瞬間 手も足もでないモンスターに襲われ ゲームオーバー
(逃げるのも叶わない)



覇邪の封印







間違えて砂漠に入ってしまい、”アギャーマさん”に瞬殺されるのは
覇邪の封印の洗礼です。



このゲームは「なぜ、スタート地点には スライムみたいな弱いモンスターしか出ないの?
と言う一つの答えを出しています。


砂漠には ゲーム開始時から、最強のモンスターが出現します。
平地は、弱いモンスターや 通りがかりの旅人 が出ます。
(後半、異次元モンスターの侵攻が進むのか? 強い敵が平地にも現れ始めますが)



覇邪の封印







また、誤って に入るのも大変。
見事に流されて、どこかに連れて行かれます
完全に自分の位置を見失ってしまうので、かなり危険です。




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●リアル情報収集

ゲーム中、人に出会うと いろいろな情報を得る事ができます。

覇邪の封印








○○は あそこにあるよ
××したければ、△△するんだ
合言葉は ○○だ

などなど


基本的に、得た情報は 自分でメモし、整理しないといけません。


例えば

「重要な情報は、ブローニュにあります」
「メガロの町と、テゲアの町の間に ブローニュがあります」
「お城の近くの森が、ブローニュです」
「小さな泉の南に、ブローニュがあります」


これらの情報から、地図から探したり 実際に探検したりしてブローニュを見つけます。


覇邪の封印






↑ 重要なヒントは、付箋を貼る など 冒険の工夫




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●冒険は楽しい

と、このゲームの冒険部分をとっても こんないろいろあります。

はっきり言って不親切この上ないのですが、その不親切さがむしろ新鮮
この世界を 実際に冒険していると錯覚するくらい のめり込みました。


ゲージはデジタルなのですが、アナログな要素と共に遊ぶ感覚
ARGに近いのかな?


惜しむらくは、この面白さをわかるのに ハードルが高い事

その昔、投げ出してしまったのはダテではありません。



しかし・・・

覇邪の封印 は、本当に面白い!!


今更ながら ではありますが、このゲームを遊んで 本当に良かったと思います!!

(それ以外のゲームシステム部に続きます)
 

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