ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。 まずは目次をご覧ください
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-------------------------------------------------------------------
●どんなゲーム?
世界の歴史を通して遊ぶ 壮大なゲームです。
どれくらい壮大かと言うと、
始まりは、メソポタミア や チグリス・ユーフラテスのような”四大河文明”から
最終的には、大航海時代を経て 第一次世界大戦直前の世界までを通して遊びます!
このゲームの良い所は、ゲームとして実際に面白い だけではなく
歴史がテーマであるだけあって、ゲームを通して 世界史の勉強になったり、歴史のifを体験できたりする所です。
ゲームデザイン的に、世界史の通りで 納得ある調整に感心したり
「おいおい、こんなモンゴルねーよ」とか「ロシアがアメリカを攻めていきましたね」 とか
歴史のifの部分も十二分に楽しめました。
-------------------------------------------------------------------
●このゲームの特徴
プレイ人数は6人 (がベスト)
第1時代(紀元前 3000~2000) ~ 第6時代 (1900年頃) と
ゲーム全体を 6時代に区切って遊んで行きます。
このようなゲームの場合、普通は『プレイヤー1はA国を担当して、プレイヤー2はB国を担当して~』
と言う感じで遊ぶと思いますが、
が、このゲームは違います。
ここが大きな特徴で
毎時代 各プレイヤーは担当する国が変わります。
第1時代では、中国の国を担当していたけど
第2時代では、ヨーロッパの国を担当する
なんて事が良く起きます。
その上で、全時代を遊んだ結果 通して一番活躍したプレイヤーが勝利
そんな感じのゲームです。
-------------------------------------------------------------------
●担当する国の決まり方
このゲームの肝は ここにあります!
各時代 歴史通りで、強い国 弱い国が大きく分かれます。
例えば、第3時代では ”ローマ”が とにかく最強!
と思えば、”ゴート”のような えっと、どこの国でしたっけ? や
”バイキング”のような もはや国では無い所まで いろいろ
誰しもが、強い国を担当したいですよね!
そこで、担当する国の決め方ですが・・・
1.得点の低いプレイヤーが 国カードをランダムで引く
2.その国カードを (自分を含め)プレイヤーの誰かに渡す。
3.次に得点の低いプレイヤーが、同じ手順を繰り返す
以上です。
書いている事は単純ですが、ここに深いゲーム性があります。
・強い国を引いた場合
「ラッキー じゃあ、自分でこの国使おう」
・弱い国を引いた場合
「こんなんやりたくない。
じゃあ、今 一番リードしているプレイヤーに押しつけちゃえ」
・既に担当する国を決まっている人が 強い国を引いた場合
「あ~~ この国 自分で使いたいのに、使えないよ~~~
じゃあ、今 一番得点少ないプレイヤーにやってもらうのが 一番マシかなぁ」
など、いろいろ
得点の低いプレイヤーから 選択肢を得るため
運の要素はあるにせよ、自ずと ゲームバランスの調整が行われるのがウマイ所です。
基本的に 前の時代で調子乗ったプレイヤーは、微妙な国を押しつけられるでしょうね。
負けていたプレイヤーも 強い国を使える可能性が出てきて 逆転できるかも知れない所が良いです。
各時代の一番の楽しみと言える この国決めが、様々なジレンマを抱えて悩ましいのが とても良いゲームデザインです。
-------------------------------------------------------------------
●国決めにおける 歴史のif
プレイヤー人数は6人
1つの時代に出てくる国の種類は7種類
と言う事は、1つ 国が余る
・・・余った国はどうなるのか?
出てきません。
ここが面白い所です。
もし、ローマが存在しなかったら?
もし、大航海時代で スペインが存在しなかったら?
(インカ・アステカ文明が隆盛を誇ると思う)
ゲーム性が大きく変わります。
どの国が存在しないのか? は、その時にならないとプレイヤーもわかりません。
プレイングに関わる所も大きく、ゲームとしても良い味付けになっています。
ちなみに、第6時代には ”日本”と言う国も ちゃんと出てきます。
・・・が、7分の1の確率で出てこない可能性も
その場合は、どこかの国の植民地にされている日本 と言う世界になるわけです。
こんな所でも ニヤリと出来るのが テーマが世界史だからこそですね
-------------------------------------------------------------------
●どんな国があるの?
・第1時代
シュメール (チグリス川)
エジプト (ピラミッドを建ててニヤリ)
ミノス
インダス
殷 (妲己! 妲己!)
ヒッタイト
アーリア
・第2時代
アッシリア
周 (太公望! 太公望!)
ベーダ
ギリシア
スキタイ
カルタゴ
ペルシア 重要! (映画”300”でも巨大だった)
・第3時代
マケドニア
マウリヤ
漢 (とても 万里の長城です)
ローマ 重要! (最強!!!!)
ササン (ササン朝ペルシア)
ゴート
グプタ
・第4時代
フン 重要! (西ローマに大打撃を与えた蛮族)
ビザンツ
唐
アラブ 重要! (勢いありすぎ)
フランク
バイキング (頑張れば、アメリカ大陸にも行けます)
セルジューク
・第5時代
蒙古 重要! (チンギス・ハン)
明
インカ・アステカ (石仮面! 石仮面!)
オスマン
ポルトガル (大航海時代)
スペイン 重要! (アメリカ攻めまくり)
ムガル
・第6時代
ロシア
清
フランス 重要!
イギリス 重要! (この時代最強)
アメリカ (黒船できるかな)
ドイツ
日本
これらを見るだけでも ワクワクしますね!!
-------------------------------------------------------------------
●取りあえず まとめ
最終的に ゲーム時間は 4時間かかりました。
うん、重い
けど、遊んでいる間は 夢中になって世界史を楽しんでいました。
途中 かなり頭を使う部分もあり、終了後はへとへとになってしまったりもしましたが
とても世界史にどっぷり浸かれたのは良かったです。
このゲームは、大変面白い!!
ゲーム中の もうちょっと踏み込んだ内容については、リプレイの項をまとめようと思います。
また、このゲーム性を 日本の戦国時代に置き換えた ”ヒストリー・オブ・サムライ”も 変わらず名作ですね~
http://
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
せっき~
性別:
男性
職業:
ゲームプログラマ
自己紹介:
古いパソゲー、ボードゲーム、カードゲームを熱狂的に遊んでいます。
ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki
連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com
ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki
連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com
カテゴリー
最新記事
(10/24)
(02/17)
(12/20)
(12/07)
(11/29)
(11/15)
(11/02)
最新コメント
[06/24 www.linux.ca]
[06/23 linux.org]
[06/23 blackmarket-matches.com]
[06/23 Ucuz Davetiye]
[06/22 ロレックス デイトナ 8pダイヤ]
カウンター
ついったー