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幾多の苦難を乗り越えて 「クリムゾン2」をクリアしました!!
(苦難については ↓
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/58/
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/68/ )
MSX版、1987年発売。
結論として、遊んで良かった!
いろいろ楽しめたRPGでした。
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このゲームは RPGです。
いたって普通の、見下ろしフィールド型パーティRPG。
家庭用ゲームで例えるならば、
王道が「ドラクエ」とするなら
立ち位置的に「クリムゾン2」は 完全に邪道
モンスターが全体的にグロかったりしますし
なんせ、スライム的モンスターが ↑の「メガニラス」
これでもか ってくらい、愛せません。
パッケージに書いていた このゲームの謳い文句は ↓です。
(この当時は、こんなんがウリになっていた と言うのが面白いですね)
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(写真は拡大できます)
・本格布製カラーマップ付き
質もなかなかだし、ええ感じのおまけです。
ゲーム中はお世話になりました。
地図を見ながら冒険する感覚は 楽しい。
・画期的なマルチシナリオ・リンク方式採用
第1章 戦士ゴーバス
第2章 僧侶リーマ
第3章 魔法使いマーロン
第4章 女戦士ナターシャ
第5章 主人公、仲間を集め ラスボスを目指す。
ドラクエ4でやってる あれです。
けど、このゲーム ドラクエ4より一年前に発売しているので
かなり画期的な事してますよ!!
・・・けど、このゲームの一年後にドラクエ4か
ドラクエって ほんとに、良く出来たゲームですね
・マップは前作の4倍、パーティーは5人編成
イベント、魔法、オリジナルモンスター どれをとっても前作を遥かに超えるビックスケール
前作比されてもよくわかりませんが、ボリュームが大きくなってるみたいです。
この文章を読みながら、おおすげーーー と喜んでいたあの頃です。
・山には高低差を設定
縦・横共に立体感あるれる世界を実現
そんなに大したことしてませんでした・・・
・ダンジョン内の影処理で最高の臨場感を演出
これはすごかった!!
ダンジョン内で、今見える所だけが 明かりで見える と言うシステム
ドラクエ1でやっていたものですが、遙かに良くできています。
↑のように、視線が通る所しか表示されません!
初めて見た時、その絶妙な表現で どんなアルゴリズムだろう?と 真剣に考えました。
技術的にも、性能で劣ったMSXで そんなに負荷のかからない影処理をしているのは 純粋にすごいかと
見下ろし型の2Dダンジョンで こんなに迷子になったのは初めてです。
(良い意味で。
悪い意味では エメラルドドラゴンのダンジョンとか・・・)
・スムーズなスクロールと魅力の大型ウィンドウ
確かにスムーズスクロールでしたが、
魅力の大型ウィンドウに隠されて かなり見えるフィールドの範囲は狭かったです・・・
しかし、こんな内容でも 大きな売り文句になる時代!
・戦闘処理はスピードを含めてさらに合理化
メッセージ速度をMAXにすると かなり戦闘がサクサクでした。
後、便利なオート戦闘コマンド
正直、これは助かった。
これが無かったら、めんどくさくて 最期まで遊んでいなかったかも・・・
このゲームの売り文句は こんな感じです。
今書いたら、「で?」って言われそうなことが多いですが
いや~~~ 良い時代だ。
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そして感想
やはり RPGは冒険を体験するためのゲームだと思います!!!
昨今のRPGの「冒険している気にさせるゲーム性」
とは違い、ガチで冒険させてもらいました。
まず一番は、この時代ならではの 情報量の無さ!!
次 何すればいい? と言うのを、なんでもかんでも教えてもらえません。
特に、船を手に入れてからは 完全にフリーです。
一気に行ける場所が広がったのですが、次何をすれば良いか全然わからない。
唯一あった情報は
「海の向こうに ○○がある」と最初の村で教えてもらったので
そこに行ってみると、敵が強すぎて フルボッコ
と言う事で、これは 今は役に立たない情報
・・・と言う事は、自分で見つけるんだな?
ここで役に立ったのが、ゲームの付属していた 地図!
地図を見ながら、「ここになんかありそう」 と、いろいろ冒険しました。
ここが次の順路かどうか? を知る唯一の方法は そこに現れる敵の強さ のみ
倒せるようだったら、そこが次の順路
倒せない敵だったら、後でまた来よう
途中、次の順路がどうしても見つからない時がありました。
あまりにもわからなくて、思わず ラスボスのお膝元に行っちゃった事も
「ああ、ヤバイヤバイ」と逃げ帰っていきましたが
こんな体験ができるのも、自分で冒険しているからかな? と
地図にも載っていなかった、完全ノーヒントの 重要イベント場所を発見した時は 思わずガッツポーズしてしまいました!!
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今の時代、こんな情報不足、ノーヒントをゲームに埋め込む手法なんて取れませんし
途中であきらめて、投げ出される事の方が多そうです。
なおかつ、自分で発見 が 面白さの大半に置かれていたため
2回目、3回目プレイでは その感動は かなり削がれているでしょう
それでも、クリムゾン2の世界を 自力で冒険できたのは すごい楽しかったです。
(まぁ、マイナーゲームなので 攻略情報なんてまずありませんから
自力でなんとかするしか 無いんですけどね・・・)
ついったー
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