ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。 まずは目次をご覧ください
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2009年11月22日にあったセミナーのまとめです。
IGDAのセミナーに行ってきました。
SIG-ARG (代替現実ゲーム部会)
第一回 ARG入門:体験型エンターテイメントの現在と未来
まず、日本では聞きなれない ARGって 何やねん と言う所から始まりますが
初めて聞く人が多い事前提で、紹介してもらえました。
-------------------------------------------------------------------
●ARGとは? (代替現実ゲーム)
・全く新しいタイプのゲーム
2001年 米国で生まれた
・主人公は ユーザー自身
・現実世界の中で遊ぶ
・大きな3要素
Story World 物語世界
Challenges 挑戦 (調査、推理、パズル、ミッション)
Community コミュニティ
・一人では まずクリアできないようになっており
ネット上の参加者全員が協力して 一つのゲームに挑む
-------------------------------------------------------------------
●映画 A.I.
(始めて、ARGが使われた)
スタッフロールに 謎の役職のスタッフが居た。
→ そのスタッフの名前をネットで検索すると 実在しない人物のページへ
(これが 実は、ゲームの入口だった)
→ そのページに載ってあるメールアドレスに メールを送ってみると
返信が届いた。
→ その内容とは、殺人事件に巻き込まれている と言う話
→ ネット上で散りばめられた謎を解く事で、殺人事件が解決する と言うゲームだった
→ 最終的に ユーザーがwikiを作り
各人の情報を交換する コミュニティが形成されるまでに
ARGって プロモーションとして とても有効なのでは?
-------------------------------------------------------------------
●ARG の遊び方
(映画 A.I.の例)
架空のHPに メールを送ってみる
→ 物語の導入メッセージ + Webのアドレス
→ そのリンクを辿っていくと 架空のキャラクターのblogに繋がっていく
→ そこの情報を集めていくことで、どんどん 話が繋がっていき、真相に近付いて行く
→ 場合には、暗号が書かれたサイトに飛び その暗号を解かない限りは 次のヒントに辿り着かない
→ これを繰り返す事で進めていく
・場合によっては、謎を解いた結果 実際の住所がヒントとして手に入る
→ その住所に行くと 次の謎へのヒントが手に入る
(この時点で そこへ行けるプレイヤーと行けないプレイヤーが生まれる)
→ 行けないプレイヤーの代わりに 行けるプレイヤーがそこへ行き
その情報をネットで共有する。
→ プレイヤー全員で 一つの謎に挑む
(それを前提としたゲームデザイン)
アメリカ全土を舞台にしたゲームもあったみたいです
・場合によっては、そのヒントの出所が
雑誌の広告、ビルの看板、TVCMの中 など
いろいろな所に隠されていて ヒントそのものを見つけるのもゲーム
・ミッション
実際に △△の場所で、○○をしろ
そうすれば、次のヒントが出てくる
・謎に対して ユーザーは
blog、wiki、SNS などを活用し 情報共有などを行いながら
プレイヤー全員で協力して進めていく
・数ヵ月にわたって行われる (最大 1年半の物も)
実際の時間軸に合わせて、ゲームが進行していく
(決まった日時に イベントが起きたり とか)
-------------------------------------------------------------------
●ARGの具体例
・HALO2 のプロモ
ヒントを解くと、アメリカの座標と 日時が
そこへ行くと 公衆電話があり、指定された時間に 急に公衆電話が鳴りだす。
→ これが 次の話への情報
・アパレルTシャツ ARG
Tシャツの柄に 実は謎が隠されている
→ 謎を解き、URLへ行くと ドラマの映像が流れ始める
→ ドラマの全体像を知るためには、全部のTシャツの情報を集めないといけない
→ Tシャツの人気が出過ぎて 売り切れが続くほどの商品となった
・書籍ARG
小説のおまけで、いろいろな物が付いていた
(登場人物の写真とか、メモ書き とか)
小説の内容がヒントとなり、おまけを解読し webへ
小説の話の真相が ここで繋がる
→ 本と Webを連携して楽しむ ミステリー小説
と言う 新しいジャンル
-------------------------------------------------------------------
などなど
今まで ARGと言う物は知らなかったのですが なかなか面白そうです。
知らない世界だったからこそ、実例をかなり念入りに紹介してもらえたのは 良かったです。
そして、後半に続きます。
SIG-ARG (代替現実ゲーム部会)
第一回 ARG入門:体験型エンターテイメントの現在と未来
まず、日本では聞きなれない ARGって 何やねん と言う所から始まりますが
初めて聞く人が多い事前提で、紹介してもらえました。
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●ARGとは? (代替現実ゲーム)
・全く新しいタイプのゲーム
2001年 米国で生まれた
・主人公は ユーザー自身
・現実世界の中で遊ぶ
・大きな3要素
Story World 物語世界
Challenges 挑戦 (調査、推理、パズル、ミッション)
Community コミュニティ
・一人では まずクリアできないようになっており
ネット上の参加者全員が協力して 一つのゲームに挑む
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●映画 A.I.
(始めて、ARGが使われた)
スタッフロールに 謎の役職のスタッフが居た。
→ そのスタッフの名前をネットで検索すると 実在しない人物のページへ
(これが 実は、ゲームの入口だった)
→ そのページに載ってあるメールアドレスに メールを送ってみると
返信が届いた。
→ その内容とは、殺人事件に巻き込まれている と言う話
→ ネット上で散りばめられた謎を解く事で、殺人事件が解決する と言うゲームだった
→ 最終的に ユーザーがwikiを作り
各人の情報を交換する コミュニティが形成されるまでに
ARGって プロモーションとして とても有効なのでは?
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●ARG の遊び方
(映画 A.I.の例)
架空のHPに メールを送ってみる
→ 物語の導入メッセージ + Webのアドレス
→ そのリンクを辿っていくと 架空のキャラクターのblogに繋がっていく
→ そこの情報を集めていくことで、どんどん 話が繋がっていき、真相に近付いて行く
→ 場合には、暗号が書かれたサイトに飛び その暗号を解かない限りは 次のヒントに辿り着かない
→ これを繰り返す事で進めていく
・場合によっては、謎を解いた結果 実際の住所がヒントとして手に入る
→ その住所に行くと 次の謎へのヒントが手に入る
(この時点で そこへ行けるプレイヤーと行けないプレイヤーが生まれる)
→ 行けないプレイヤーの代わりに 行けるプレイヤーがそこへ行き
その情報をネットで共有する。
→ プレイヤー全員で 一つの謎に挑む
(それを前提としたゲームデザイン)
アメリカ全土を舞台にしたゲームもあったみたいです
・場合によっては、そのヒントの出所が
雑誌の広告、ビルの看板、TVCMの中 など
いろいろな所に隠されていて ヒントそのものを見つけるのもゲーム
・ミッション
実際に △△の場所で、○○をしろ
そうすれば、次のヒントが出てくる
・謎に対して ユーザーは
blog、wiki、SNS などを活用し 情報共有などを行いながら
プレイヤー全員で協力して進めていく
・数ヵ月にわたって行われる (最大 1年半の物も)
実際の時間軸に合わせて、ゲームが進行していく
(決まった日時に イベントが起きたり とか)
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●ARGの具体例
・HALO2 のプロモ
ヒントを解くと、アメリカの座標と 日時が
そこへ行くと 公衆電話があり、指定された時間に 急に公衆電話が鳴りだす。
→ これが 次の話への情報
・アパレルTシャツ ARG
Tシャツの柄に 実は謎が隠されている
→ 謎を解き、URLへ行くと ドラマの映像が流れ始める
→ ドラマの全体像を知るためには、全部のTシャツの情報を集めないといけない
→ Tシャツの人気が出過ぎて 売り切れが続くほどの商品となった
・書籍ARG
小説のおまけで、いろいろな物が付いていた
(登場人物の写真とか、メモ書き とか)
小説の内容がヒントとなり、おまけを解読し webへ
小説の話の真相が ここで繋がる
→ 本と Webを連携して楽しむ ミステリー小説
と言う 新しいジャンル
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などなど
今まで ARGと言う物は知らなかったのですが なかなか面白そうです。
知らない世界だったからこそ、実例をかなり念入りに紹介してもらえたのは 良かったです。
そして、後半に続きます。
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