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新桃太郎伝説(SFC 1994年 ハドソン)
クリアしました。
以前、桃太郎伝説(FC)をクリアしたので
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/213/
その内やろうか
とは思っていたのですが、
友人の「RPG好きなら やるしかないよ」
の声により、プレイしました。
関連記事: 新桃太郎伝説 頼もしい仲間達
関連記事: 新桃太郎伝説 面白いモンスター達
関連記事: 新桃太郎伝説 カルラを再評価してみた
関連記事: 新桃太郎伝説 で、苦労したところ
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●どんなゲーム?
前作の「桃太郎伝説」の続編。
6年後が舞台。
かぐや姫のピンチに駆けつける桃太郎。
しかし、そこに現れた ダイダ王子に手ひどくやられ
LVは1に戻り、術も全て失い、最強装備も世界のどこかに飛ばされる・・・
そんな中、もう一度 自分を鍛え上げつつ、仲間を集め 世界を救うのが目的。
いろいろなゲームアイデアが詰め込まれた、とても丁寧な作りのRPGです。
ただし、謎を含め なかなか難しめではありました。
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●五大システム
当時 広告の様々なところで見かけた ウリ文句がこれ
(当時は、こういうのを見て すげーーとか楽しんでた時代でした)
・タクティカル・ウェザー・バトル
フィールド上の戦闘では、天気があります。
晴れ、雨、雪 から始まって、日照り や 雷雨。
船の上戦闘に限り 時化なんかも
キャラ毎に、得意な天気 苦手な天気が設定されていて
やる気を出して、毎ターン HPが回復したり
逆に一切行動ができない、術が使えなくなる
また、一部の術の性能が向上したり
一部の敵が強くなったり
など いろいろな影響が見れます。
ただ、天気の影響があるのは フィールドのみ
ボス戦がある、肝心のダンジョンでは天気がないので、
いまいち戦術に盛り込めなく残念でした。
・アクティブ・ウォーキング
・ヴァリアブル・メッセージ
これらは、キャラクターの個性を引き立たせるためのアイデアですね。
フィールド上で キャラクターが 思い思いに歩き回るシステム。
(ただし、ダンジョン内では 普通についてくる)
(慌ただしいキャラクターは、ほんとにチョコマカ動き続ける。
逆に のんびりしたキャラクターは そのとおり のんびり)
そして、重要イベントや ボス戦闘中なんかに、仲間キャラクターしゃべるシステム。
今だと、まぁ 普通のシステムと思うかもしれませんが
当時としては 画期的だったんでしょう。
キャラ毎に 話内容が用意されているので なかなかのボリューム。
いろいろなパーティー編成で、挑みたくなります。
後半、多くの鬼族側のキャラクターが仲間になり
(夜叉姫、あしゅら、ましら、風神、雷神、えんま様)
これらのキャラと、敵との掛け合いは なかなかドラマチック。
・ベベルビュウ・マップ
・スーパーインポーズ
奥行きのあるフィールド表現。
(類例 ファイナルファンタジーの 飛空艇)
メッセージウィンドウを出さない 字幕的なメッセージ表示。
これらは、一目で 新桃太郎伝説 だとわかるゲーム画面を作っている物ですね。
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●大勢のキャラクター
ゲーム後半になると、仲間がどんどん増えていきます。
総勢19人!
そして、キャラ毎に 個性がちゃんと用意されていて
パーティー編成だけで、いろいろな戦略が立てられ 面白いです。
自分は、せっかくなので 何回かパーティー構成を変えつつ 楽しんでみました。
桃太郎 、 金太郎 、 浦島 、 夜叉姫 (パーティー編成できるまで)
桃太郎 、 金太郎 、 あしゅら 、夜叉姫 (風神イベント後)
桃太郎 、 風神 、 雷神 、 夜叉姫 (終盤)
桃太郎 、 はらだし 、 雷神 、 夜叉姫 (ラスボスに歯が立たず 専用布陣)
面白いキャラクターが多い反面、半分くらいは非実用なネタ仲間 というのが残念です。
ただ、一見使えなさそうな ましら、はらだしが 使い方さえわかれば ガチ仲間というのは面白かったです。
→ 詳しくは、こちら
http://sekigames.gg-blog.com/Entry/296/
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●魅力的なモンスター
全てのモンスターに ひとネタ入れよう という試みはとても良かったです。
普段のRPGでは見ないような攻撃をしてくるモンスターとか
(専用プログラムをふんだんに用意していて)
前作より 一層面白かったです。
そして、ギャグモンスターばかり出現する ほほえみの大地は、更にパワーアップ
→ これらは別記事でまとめます。
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●大変だったところ
遊ぶのに大変だった場面も多いです。
まず、移動速度の遅さ
これは なんとかして欲しかったですね。
エンカウント率の高さも相まって ダンジョンはかなり辛かったです。
反面、ダンジョンは ルートさえわかってしまえば 実は短い道のりで
エンカウントさえ避けられれば 簡単にゴールまでたどり着ける作りでした。
次に 敵の強さ。
まぁ、それは望むところではあるのですが
エンカウント率の高さが相まって かなりうっとうしかったです。
ただ、ボス戦は 歯ごたえがあり 戦略をちゃんと立てなければ負けてしまう調整で面白かったですね
特にラスボス戦は パーティー編成も考えつつ、持てるアイテムを総動員して なんとか勝った
と、ラスボスに恥ずかしくない強さでした。
後は 謎ですね・・・
あしゅらの謎かけ とか
からくり村の場所 とか
一部のアイテムの手に入れ方 とか
(勇気の剣、海に沈んでいるかけら)
キツかったなぁ~~
自力では気づけず 教えてもらうしかありませんでした。
人気度もキツい
良い事をすれば、上がっていき
最終的には、町の人々が桃太郎をより応援してくれたり
人気度が高くないと 仲間になってくれないキャラ、入れない場所
など いろいろ恩恵を受けられるシステムなのですが
逃げると、たまに 人気度マイナス・・・
仲間が死ぬと 人気度マイナス・・・
油断すると、人気度はどんどん下がっていくのです
けど、敵は一切手を抜いてこないので 簡単に仲間は死んでしまうし
お陰で、なかなかストレスでした。
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●カルラ
敵側のキーパーソンですね。
桃太郎の行く先々で悪さをする。
→ それを解決する
序盤は この繰り返し。
初めは、嫌な敵 という感じだったのですが
後半、それが どんどんエスカレートしていき 最後には・・・
RPG史上 最高の外道 と言われても仕方ないくらい暴れ回ります
→ これについても、別記事で取り上げます。
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とにかく面白いRPGでした。
盛りだくさんのイベント
歯ごたえのある戦闘
多くの仲間
おなじみの露天風呂をはじめ 隠しイベントや、隠しアイテム なんかも
とても盛り沢山な内容
大変だった分だけ、思い出に残りました。
お城システムや
多くのミニゲームなんかも
なんというか、サービス精神満点なゲームですね
SFC最高峰のRPG に、この 新桃太郎伝説を挙げる人が多いですが
まさに その通り
遊んでよかったです。
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ゲームプログラマ
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