ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。 まずは目次をご覧ください
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「伊忍道〜打倒信長〜」です。 (1991年 光栄)
----------------------------------------------------------------
●どんなゲーム?
信長に滅ぼされた 伊賀の忍びの里の生き残りである 主人公が
復讐に、信長を倒す事を目的としたRPGです。
「維新の嵐」「大航海時代」に続く、リコエイションゲーム 第3弾で 何度も遊べるゲーム展開がウリになっています。
当時は、SLGがメインだった光栄が RPGを
しかも、リコエイションゲーム として出す と言うことで話題になりました。
光栄の主力商品「信長の野望」の主役である 信長を倒す がテーマと言うのも面白いですね。
----------------------------------------------------------------
●RPG部分
・日本中を旅
ゲームの序盤は、普通のRPGです。
目的は、主人公の修行
全国8ヵ所ある 忍者の修験場のダンジョンに潜る事で様々な術を習得します。
地名とかも、見知った所ばかりです。
メインの修験場以外にも サブイベントが何個かあり
「平泉の義経伝説」「佐渡の金山」「壇ノ浦で、草薙の剣探し」など
この辺りは この世界観ならでは、のイベントですね
・様々な仲間
ゲーム中 各地で いろいろな人物と出会います。
各人物には、主人公との好感度があり これを高める事で どんな人物でも仲間にすることが出来ます。
出てくる人物は
忍者系 ・・・ 伊賀者、甲賀者、くのいち
侍系 ・・・ 武士、浪人、浪人
僧系 ・・・ 僧侶、僧兵、山伏、羅漢
道士系 ・・・ 陰明師、方士、飯綱使い
パーティーは3人なので、どの組み合わせにするか 悩ましいです。
僧兵は、僧侶より 気力(MP)は低いけれども 前で戦える
侍は、忍者より 強力な刀を装備できる(最強の刀 草薙の剣も侍専用) けれども
実は、忍者が 後半覚える 神化する術を使えば 侍の火力を超えられる
陰明師は、気力消費が必須なので 長期戦なダンジョン探索に向かないけれども
やはり、その術は魅力的
僧侶は必須 と思いきや、忍者も回復の術を覚えるので 攻撃力特化戦法も
などなど
----------------------------------------------------------------
●リコエイションゲーム部分
このゲームのウリの部分
プレイヤーが 普通のRPGとして遊んでいる間も ゲームの裏では いろいろ動いています。
実際、ゲーム中には 日時があり プレイヤーが行動する度に 時間はどんどん経過していきます。
・NPCが行動
ゲームに登場する人物は、全て 自分の考えを持ち 行動しています。
仕事を探して各地を回ったり
誰かに復讐しようと、狙っていたり
修行している者や、僧侶の場合は 布教活動している者
主人公の仲間にしてもらいたく、主人公を追いかけてる者 とかも
たまに、主人公と出会った時は NPCの方から挨拶してくる事があり
ちょっと嬉しくなったりします。
また、ゲーム中盤以降は 信長が主人公に賞金を掛けてしまい 出会ったNPCが襲ってくる事もあります。
生活に必死なのか、浪人がよく襲ってくるのですが そこはなかなかリアル
返り討ちにすると、そのNPCと後で出会った時は 気まずい空気になったりして それはそれで笑えます。
最強の僧侶職 羅漢は、普段は 九州を中心に活動していて 序盤は出会えないですが
たまに、本州を訪れる事があり そんな時にバタりと出会ったなら 是が非でも仲間にしたくなります。
・国が行動
舞台は、信長を中心とした 戦国時代なので 全ての国は全国統一のために活動しています。
各国にはちゃんと 国力や兵力、兵糧、訓練度、所属武将など ”信長の野望”っぽいパラメーターが割り当てられています。
そして、毎月1日は 軍略フェイズが発生し 各国が戦略を行います。
ある国が攻め込んで 勢力図を変えたり、ある国を滅ぼしたり
ここは、光栄の本領発揮な部分ですね
プレイヤーは、こんな舞台を旅しているので 国の情勢の話なんかは よく耳にします。
また、反信長勢力の国の仕事を請けられ
協力することで、プレイヤー自身が 戦国の世界に影響を与える事もでき
この辺りの、戦国の世界を生きている感じが体験できるのが 伊忍道ならでは の楽しみだと思います。
----------------------------------------------------------------
●ゲーム後半部分
全ての修行を終えた後は、打倒 信長 に臨みます。
が、信長が居る 本拠地・安土城は 四方の関所が堅く閉ざされていて 行けません。
そこで、プレイヤーの取る行動は
どこかの国に、近江に隣接する国を攻めて占領させ 安土城までの道を開けること
忍者ならではの 戦国の世界を裏で奔走します。
(忍者だから 忍びこめばいいじゃん と言うツッコミは無し)
この付近が、伊忍道の面白い所でした。
・大名のご機嫌を取る
好きな大名を決め いろいろなアイテムを献上します。
どうやら、大名は 舶来品が好きなようなので 長崎に行って「十字架」や「紙たばこ」など
まずは、大名からの好感度を上げます。
・仕事を請け負う
好感度が上がると、簡単な仕事を請けられるようになります。
偵察や、兵糧に火を放ったりとか
ここで、好感度を更に上げます。
・戦争の提案をするけれども・・・
好感度が最大になると、戦争の提案ができるようになるのですが
基本的に、大名は慎重なので なかなか重い腰を上げてくれません。
・敵国の国力を下げる
狙う国を 忍者の全力を持って 裏工作します。
ひたすら、町に火を放ったり 兵糧に火を放ったり
・いざ戦争
勝てる確信があると、大名も やっと戦争を決意してくれます。
プレイヤーにも 一部隊を任されるのですが
ここで、SLGモードが始まります。
ここは さすが、光栄っぽい
ここで、プレイヤーは 忍術を使って 大暴れします。
忍術 すげー です。
道士も、ここで術を使って大活躍できます。
近江付近では、信長も術者を用意してくるので 術合戦が起きます。
お互い 召喚した龍が戦い合う 怪獣大合戦とかも起きます。
----------------------------------------------------------------
●そして決着
そして、どんどん国を攻め込み 安土の隣接国を取ると RPGパートに戻ります。
後は、ひたすらパーティーを鍛え 信長との決着
敵の四天王とかとも戦います。
そして、見事 信長を倒すとエンディングです。
----------------------------------------------------------------
●まとめ
信長が滅んだのは、裏で忍者が活躍していたんだ と言う体験ができて 楽しめました。
修行が全部終わってから辺りが かなり楽しかったですね
反面、RPG部分と リコエイションゲーム部分の時間的比率は 8:2くらいと
リコエイションゲーム部分が短く ここは、もっと遊びたかった と言う残念感があります。
リコエイションゲーム部分の要素も 各要素が散らかった感じで、まだゲームデザイン的に練られ方が少ない印象
ここの反省点などが活かされ、後の”太閤立志伝”に繋がったのかも知れませんね
良かった所は良かったのですが、悪かった所も多く
手放しに 他の人に進めにくいな と言う印象を持ちました。
「伊忍道の感想」 に続きます。
----------------------------------------------------------------
●どんなゲーム?
信長に滅ぼされた 伊賀の忍びの里の生き残りである 主人公が
復讐に、信長を倒す事を目的としたRPGです。
「維新の嵐」「大航海時代」に続く、リコエイションゲーム 第3弾で 何度も遊べるゲーム展開がウリになっています。
当時は、SLGがメインだった光栄が RPGを
しかも、リコエイションゲーム として出す と言うことで話題になりました。
光栄の主力商品「信長の野望」の主役である 信長を倒す がテーマと言うのも面白いですね。
----------------------------------------------------------------
●RPG部分
・日本中を旅
ゲームの序盤は、普通のRPGです。
目的は、主人公の修行
全国8ヵ所ある 忍者の修験場のダンジョンに潜る事で様々な術を習得します。
地名とかも、見知った所ばかりです。
メインの修験場以外にも サブイベントが何個かあり
「平泉の義経伝説」「佐渡の金山」「壇ノ浦で、草薙の剣探し」など
この辺りは この世界観ならでは、のイベントですね
・様々な仲間
ゲーム中 各地で いろいろな人物と出会います。
各人物には、主人公との好感度があり これを高める事で どんな人物でも仲間にすることが出来ます。
出てくる人物は
忍者系 ・・・ 伊賀者、甲賀者、くのいち
侍系 ・・・ 武士、浪人、浪人
僧系 ・・・ 僧侶、僧兵、山伏、羅漢
道士系 ・・・ 陰明師、方士、飯綱使い
パーティーは3人なので、どの組み合わせにするか 悩ましいです。
僧兵は、僧侶より 気力(MP)は低いけれども 前で戦える
侍は、忍者より 強力な刀を装備できる(最強の刀 草薙の剣も侍専用) けれども
実は、忍者が 後半覚える 神化する術を使えば 侍の火力を超えられる
陰明師は、気力消費が必須なので 長期戦なダンジョン探索に向かないけれども
やはり、その術は魅力的
僧侶は必須 と思いきや、忍者も回復の術を覚えるので 攻撃力特化戦法も
などなど
----------------------------------------------------------------
●リコエイションゲーム部分
このゲームのウリの部分
プレイヤーが 普通のRPGとして遊んでいる間も ゲームの裏では いろいろ動いています。
実際、ゲーム中には 日時があり プレイヤーが行動する度に 時間はどんどん経過していきます。
・NPCが行動
ゲームに登場する人物は、全て 自分の考えを持ち 行動しています。
仕事を探して各地を回ったり
誰かに復讐しようと、狙っていたり
修行している者や、僧侶の場合は 布教活動している者
主人公の仲間にしてもらいたく、主人公を追いかけてる者 とかも
たまに、主人公と出会った時は NPCの方から挨拶してくる事があり
ちょっと嬉しくなったりします。
また、ゲーム中盤以降は 信長が主人公に賞金を掛けてしまい 出会ったNPCが襲ってくる事もあります。
生活に必死なのか、浪人がよく襲ってくるのですが そこはなかなかリアル
返り討ちにすると、そのNPCと後で出会った時は 気まずい空気になったりして それはそれで笑えます。
最強の僧侶職 羅漢は、普段は 九州を中心に活動していて 序盤は出会えないですが
たまに、本州を訪れる事があり そんな時にバタりと出会ったなら 是が非でも仲間にしたくなります。
・国が行動
舞台は、信長を中心とした 戦国時代なので 全ての国は全国統一のために活動しています。
各国にはちゃんと 国力や兵力、兵糧、訓練度、所属武将など ”信長の野望”っぽいパラメーターが割り当てられています。
そして、毎月1日は 軍略フェイズが発生し 各国が戦略を行います。
ある国が攻め込んで 勢力図を変えたり、ある国を滅ぼしたり
ここは、光栄の本領発揮な部分ですね
プレイヤーは、こんな舞台を旅しているので 国の情勢の話なんかは よく耳にします。
また、反信長勢力の国の仕事を請けられ
協力することで、プレイヤー自身が 戦国の世界に影響を与える事もでき
この辺りの、戦国の世界を生きている感じが体験できるのが 伊忍道ならでは の楽しみだと思います。
----------------------------------------------------------------
●ゲーム後半部分
全ての修行を終えた後は、打倒 信長 に臨みます。
が、信長が居る 本拠地・安土城は 四方の関所が堅く閉ざされていて 行けません。
そこで、プレイヤーの取る行動は
どこかの国に、近江に隣接する国を攻めて占領させ 安土城までの道を開けること
忍者ならではの 戦国の世界を裏で奔走します。
(忍者だから 忍びこめばいいじゃん と言うツッコミは無し)
この付近が、伊忍道の面白い所でした。
・大名のご機嫌を取る
好きな大名を決め いろいろなアイテムを献上します。
どうやら、大名は 舶来品が好きなようなので 長崎に行って「十字架」や「紙たばこ」など
まずは、大名からの好感度を上げます。
・仕事を請け負う
好感度が上がると、簡単な仕事を請けられるようになります。
偵察や、兵糧に火を放ったりとか
ここで、好感度を更に上げます。
・戦争の提案をするけれども・・・
好感度が最大になると、戦争の提案ができるようになるのですが
基本的に、大名は慎重なので なかなか重い腰を上げてくれません。
・敵国の国力を下げる
狙う国を 忍者の全力を持って 裏工作します。
ひたすら、町に火を放ったり 兵糧に火を放ったり
・いざ戦争
勝てる確信があると、大名も やっと戦争を決意してくれます。
プレイヤーにも 一部隊を任されるのですが
ここで、SLGモードが始まります。
ここは さすが、光栄っぽい
ここで、プレイヤーは 忍術を使って 大暴れします。
忍術 すげー です。
道士も、ここで術を使って大活躍できます。
近江付近では、信長も術者を用意してくるので 術合戦が起きます。
お互い 召喚した龍が戦い合う 怪獣大合戦とかも起きます。
----------------------------------------------------------------
●そして決着
そして、どんどん国を攻め込み 安土の隣接国を取ると RPGパートに戻ります。
後は、ひたすらパーティーを鍛え 信長との決着
敵の四天王とかとも戦います。
そして、見事 信長を倒すとエンディングです。
----------------------------------------------------------------
●まとめ
信長が滅んだのは、裏で忍者が活躍していたんだ と言う体験ができて 楽しめました。
修行が全部終わってから辺りが かなり楽しかったですね
反面、RPG部分と リコエイションゲーム部分の時間的比率は 8:2くらいと
リコエイションゲーム部分が短く ここは、もっと遊びたかった と言う残念感があります。
リコエイションゲーム部分の要素も 各要素が散らかった感じで、まだゲームデザイン的に練られ方が少ない印象
ここの反省点などが活かされ、後の”太閤立志伝”に繋がったのかも知れませんね
良かった所は良かったのですが、悪かった所も多く
手放しに 他の人に進めにくいな と言う印象を持ちました。
「伊忍道の感想」 に続きます。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
せっき~
性別:
男性
職業:
ゲームプログラマ
自己紹介:
古いパソゲー、ボードゲーム、カードゲームを熱狂的に遊んでいます。
ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki
連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com
ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki
連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com
カテゴリー
最新記事
(10/24)
(02/17)
(12/20)
(12/07)
(11/29)
(11/15)
(11/02)
最新コメント
[06/24 www.linux.ca]
[06/23 linux.org]
[06/23 blackmarket-matches.com]
[06/23 Ucuz Davetiye]
[06/22 ロレックス デイトナ 8pダイヤ]
カウンター
ついったー