[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一時期、新規ゲームが出ない不作な時期もあったため
個人的には喜ばしい事です。
とりあえず、新作TCGが発売たら 遊びつつゲーム性の把握を心がけているようにしていますが
さすがに ここまで増えてきては!
と言うことで、まとめてみました。
今回は3作品
ある程度、TCGを知っている事を前提とした記事になっています。
ゲーム内用語は すべてMtG用語を共通して使うようにしており、ご了承ください。
また、ゲームシステム的な観点でのみのレビューになります。
世界観などについては、イラストなどから感じ取ってください。
---------------------------------------------------------------------------
●スカイガレオン
(シルバーブリッツ)
ソーシャルカードゲームがTCG化された物です。
とにかく、ゲームシステムが本格的! と言うか、かなり複雑
ソーシャルゲーム発だけあって、シンプルなゲームだと高をくくっていたため 驚かされました。
また 先手、後手はあるけど ゲームの展開はほぼ同時行動 と言うのもなかなか珍しいです。
カードはキャラとソーサリー
キャラは、コスト・攻撃・耐久
とよくある物に加え、素早さ があったり、特技・前衛、中衛、後衛スキルがあったり
なかなか情報量が多めです。
●ユニットの配置
フィールドは 各プレイヤー 3×3の陣地があり そこにクリーチャーを配置していきます。
この配置の仕方がキモと言うか、このゲームの最重要ポイントです。
(数字は キャラのコスト)
・スキルによるけど、ほとんどの攻撃は自分の前方にいる相手にしか攻撃できません。
・前衛、中衛、後衛 の順にキャラを置いていかないといけません
・自分の前にいるキャラが居なくなった場合、キャラは前に進みます。
(カードヒーロー的な)
・前衛、中衛、後衛 と居る場所で、行える行動(スキル)が違います。
うん、いろいろ考える事がありますね
基本、エースや壁を前衛に置いて サポートなんかを 後ろに置く感じか
このゲーム キャラの召還にマナコストを支払うタイプでもありません
コストが27 に収まるように 好きなだけキャラを置いて良いシステム です。
コストが安いキャラをたくさん並べても良いし
いきなりコストが大きいキャラを置いても良いです。
「このターン 配置したキャラの数だけ、土地が場に出されるシステム」
のため、基本的には 序盤はコスト安いキャラでワラワラ
後半、大きなキャラを出して勝負
が定石なんでしょうね
●バトルシステム
キャラを配置したら、バトル開始!
敵味方の中から 素早さが大きいキャラの順番に行動し
マナを支払う事で そのスキルで攻撃します。
(例 赤い数字は 行動順番)
・キャラの行動順を把握しつつ
・どのキャラのスキルにマナを使うか
・キャラは 1ゲーム中1回だけ ”特技” と言う大技を使用可能
(ピンチになると打てるようになるなど、使用条件あり)
を考えないといけなく
お互い、7~8体くらいキャラがいる中でこれを考えないといけないため
これが 予想以上に考えること 多すぎなんですよねー
●まとめ
相手のキャラを先に7体 倒した側の勝利です。
いやぁ、このゲーム ほんとに選択肢が多い
盤面の要素がかなり複雑に絡み合って
(キャラの行動順まわりが大変)
キャラの速度をいじるキャラがいる場合 かなり悩まされます。
この辺り、デジタルゲームでやるようなゲーム性を アナログでやらせている感じですね
実際、遊んでいる感覚が デジタルゲームっぽかった
個人的には、こんな感じの濃いゲームシステムなTCGが出てくれるのは良いなと思います。
---------------------------------------------------------------------------
●ジーク・クローネ
GREEもTCGに参戦!
GREEのゲームをどんどん参戦させていくと言うタイトル
ゲームシステムは シンプルな方向性ですが、意外に良くできている?
カードのデザイン次第では、どんどん面白くなっていきそうな可能性を感じました。
キャラ(通常キャラと、進化キャラ)とスキルカード
キャラには、コスト と 戦闘力 とシンプル
さすが、わかりやすい
●ドロー、コストシステム
山札から裏向きで4枚 チャージ
その中から 好きな枚数 手札に加え、残りのカードをコスト支払いに使います。
(コストを指定枚数 山札に戻すことで カードを使用できる。)
懐かしの、”神の記述” システムです。
●バトルシステム
シンプルながら派手なぶつかり合いが起きるバトルシステムです。
好きな数のキャラを攻撃に出し
好きな数のキャラで防御をします。
更に お互い手札から1枚ずつ アシストキャラをノーコストで出すことができます。
このアシストキャラは戦闘に参加しつつ バトル終了後に捨て札に置かれます。
まぁ、手札があるなら 出さないと損ですね
そして、お互いの戦闘力の合計を比べあい 攻撃側の戦闘力合計が防御側を上回っていると攻撃成功
(写真の場合 28000 vs 18000 で、上側のプレイヤーが勝利)
相手プレイヤーにダメージを与えられ 5ダメージ与えたなら勝利
戦闘力の比べあいでの後
合計戦闘力を バトル相手のキャラに 好きなようにダメージを割り振り合い、戦闘力以上のダメージを受けたキャラは倒していきます。
・ダメージを受けた側のプレイヤーは 山札を2枚めくり、好きな方のキャラを召喚できる (逆転召喚)
・リカバリーエリアが空いていれば 死んだキャラは1枚だけそこに置け 2ターン後に復活させられます。
これらにアシスト召喚 加え
コストを払わず、どんどんキャラが出てくる辺りが派手でした
●まとめ
GREE発だけあって、シンプルなゲーム性が良いですね
その上で、若干の大味さはありますが キャラがたくさん出てきて派手なバトルが起きるのがポイントです
GREEのゲームキャラを実際のカードゲームに!
と言うのがコンセプトのこのTCGですが (第一弾は”聖戦ケルベロス”)
第2弾が ”進撃の巨人”と来て いきなりコンセプト崩壊したのが気になったりしました。
そりゃ、版権でユーザーを増やしたいのも分かりますし
GREEに、ソーシャルゲームの”進撃の巨人”があるので 分からなくは無いのですが・・・
---------------------------------------------------------------------------
●コロッサス・オーダー
SEGAが発売した オリジナルTCGです。
おおっ、SEGAが まだオリジナルのTCG出してくれるとは
アーケードの”コード・オブ・ジョーカー”含め SEGAはイケイケですね!
Vジャンプが 味方に付いているのが 強みだったりします。
そのSEGAが出した新TCGは一体どのようなゲームだったか と言うと・・・
かなり深い
基本的には MtG寄りのゲーム性ですが 独自要素が かなり特徴的で
”スカイガレオンTCG”とは また違った奥の深いゲームでした。
●勝利方法は2パターン
・相手の山札を0にする。
・ジェムコンプリートする。
と言う 2パターンです。
前者は 強力なモンスターで相手をどんどん攻めて倒す
良くある 攻撃的な勝利方法です。
後者は 反面、特殊勝利に近い
相手の妨害を阻止しつつ、特殊勝利条件を満たす と言う
防御な勝利方法 みたいな感じです。
相手が どちらの勝利方法を満たそうとしているか? 読みつつ、
こちらの勝利条件を目指す と言う
ブラフや駆け引きがキモなゲームです。
奥が深そうな反面
パッと見 分かりづらそうなゲーム性が欠点ですね。
●ジェムカード
50枚デッキに 20枚くらい入っている 土地のようなカード。
このゲームでは、ほんとに重要な要素です。
これは複数の使い道がありますが・・・
・コロッサスジェム置き場に起き カードを使用するための条件を満たす
→ 使用条件に「白白」と書かれたカードは、白ジェムが2枚置かれていないと使用できない。
(アクエリで言うところのファクター、ガンウォーで言うところの指定国力 の概念)
(自分のコロッサスジェムが 白白 と置かれている時
条件が 「白白」の左のクリーチャーは出せるけど 「白白白白」の右のクリーチャーは出せない)
・ロカス(土地)置き場に置き、ジェムコンプリート勝利を目指す。
→ MtG系で言うところの土地置き場に、好きなカードを裏向きに置き それをカードを使用するためのコストとして使えるようにするわけですが
→ ロカス置き場に 6枚のジェムカードが置かれている場合 「ジェムコンプリート」勝利をする事ができます。
←好きなカードを ロカスに置く →ジェムコンプリート 達成!
基本的には 序盤は、カードの使用条件のために コロッサスジェム置き場に ジェムを置きつつ
余ったジェムは、ロカスに置いて 「ジェムコンプリート」を狙う感じでしょうか?
それ以外にも、手札のジェムカードを捨てて効果を得られるカード なんて物もあったりしますが
それを使っていると 「ああ、こいつは ジェムコンプリートを狙ってないな」と悟られて 相手の選択肢を減らしてしまう事があったりするのも
ジェムカードならではの遊びなのかな と思いました。
●クリーチャーカードの攻撃対象
クリーチャーが攻撃する際、攻撃対象の選択肢が複数あります。
・相手のタップ状態のクリーチャー
これは、デュエルマスターズ方式ですね
・相手のデッキ
相手のデッキを0にして勝利するための行動
そのクリーチャーのクラッシュポイント分、相手のデッキを減らせます。
正直、「ジェムコンプリート」で勝とうとしているプレイヤーは、これをしなくて良いのですが
露骨に デッキを殴らずにいると、相手に ジェムコンプリート狙いである事がばれるでしょう
・相手のロカス(土地)
これは、相手の「ジェムコンプリート」を阻止するための行動
相手の裏向きになっているロカスに対して 攻撃できます。
攻撃が通った場合、そのロカスを表に向けます。
→ ジェムでは無かった場合、残念 そのカードは土地として問題なく使い続けられます。
→ ジェムだった場合、そのジェムを破壊
相手は1ドローしつつ、手札から 代わりとなるロカスを1枚裏向きで置く
まぁ、ロカスを攻撃して 当たりを引いたとしても 相手が1ドローしつつ 置き直しするので、ジェムコンプリートを完全に阻止できているか と言うと、運による所が大きいかな
と言う印象が大きかったですが、阻止するには やるしかないですし
1ドローさせる事で、微々たる土地破壊もできてる事ですし
ジェムでないロカスを殴ってしまった場合、何も得る物が無いので かなり悔しかったりします。
●まとめ
特徴的なゲーム要素はこんな感じですが かなり独特なゲームシステムです
初めて遊んだ時も 「これ、どうすればいいん?」と かなり悩まされました。
いやぁ、かなり選択肢が多く なれるまでは苦労しそう。
また、デッキ削り勝ち勝利が なかなか遠そうなのも気になりました。
デッキ50枚 (初手や毎ターンのドローを考えると削るのは30枚くらい?)
に対して 平均的なクリーチャーのデッキ破壊力は 1枚~2枚なので 何回攻撃通せば勝てるんだろう? と言う長さを感じました。
(ちょくちょく、ロカスを殴りにいかないといけないし)
この手のゲームに良くある 独自用語も 戸惑いました。
ロカス(土地)、フリート(速攻)、ゾア(飛行)、Xープレイ(割り込み)
このゲームは 慣れるまでが最大の壁
初めて遊ぶプレイヤーをうまく導入しないと、面白さに至る前に終わってしまう恐れが大きいのですが
オフィシャルサイトを見てみると、unityで動く とてもわかりやすいチュートリアルが公開されていました。
これの出来がとても良く
「デッキ削り勝ち」「ジェムコンプリート勝ち」の2パターンの勝ち方を 説明をまじえて体験させてくれました。
いやぁ、こんな物を用意できるなんて さすがSEGAだな!
と思いましたよ
---------------------------------------------------------------------------
2~3年くらい前から TCG業界は飽和してきて、あまり新作とか出ないのでは?
と思っていた時期もありましたが、最近 また いろいろタイトルが増えてきて 喜ばしい限りです。
少し前だと 「Z/X」 や 「FFTCG」 「三国志大戦」 なんかも 出てましたね。
特に 「Z/X」は 今 かなり勢いあって 驚いています。
今回も 新作TCGまとめをしようと 少し前から準備していたのですが
気付くと 1記事で収まらないくらいになってきたので 2記事に分けてみた次第です。
相変わらず、TCGは ゲームデザインの塊で 楽しんでいます。
ただ、TCGは ユーザーの付き次第で 運命が大きく別れてしまうため
1年後 これらのタイトルがどうなっているのか? と言うのは、別の意味で興味あったりしますが・・・
その2 に続きます。
------------------------------------
http://
告示日:2011年6月20日
発効日:2011年7月1日
《精神を刻む者、ジェイス》 禁止
《石鍛冶の神秘家》 禁止
------------------------------------
禁止カードから カードの価値について考えてみました
(主に MtGや、TCGを知らない人向け
知っている人にとっては、何も大した事無い内容だと思います)
----------------------------------------------------------------------
●今回の禁止カードについて
共に 強力すぎるカードです。
その中でも ”ジェイス”は、
2010年のグランプリ(世界大会)にて、ベスト8のプレイヤーのデッキに入っていた枚数は 32枚
(つまりは 全員が4枚入れていた)
全体でも ”ジェイス”の使用率は 88% 、”石鍛冶”の使用率は 70% と
異常な数字を出していました。
この2枚を使って組まれたデッキ 「Caw-Blade」は 大きな結果を出していて
健全な環境 とは言えない状態になっていました。
(実際、「Caw-Blade」は かなり強い)
----------------------------------------------------------------------
●カードゲーム開発者の仕事は カードに価値を与える事
禁止前は 大体
《精神を刻む者、ジェイス》 1万円
《石鍛冶の神秘家》 3000円
くらいの値段をしていました。
たかが、カード1枚にです。
このように、カードゲーム開発者は ただの紙に価値を与える事が役目です。
しかし、カードを禁止する と言う行為は 価値を与えた物を 無かった事にするような物です。
禁止カードを作る と言う事は、それだけ 開発者の敗北を意味します。
ちなみに、開発者も 努力していました。
”ジェイス”対策のカードとして
《ファイレクシアの破棄者》《オキシド峠の英雄》《最後のトロール、スラーン》
それだけでは足りなかったのか、追加で
《蔑み》と《呪詛の寄生虫》
と言うカードを作りました。
が、実際には ”ジェイス” ”石鍛冶”の勢いを止める事は できなかったのです
結果、 ”ジェイス” ”石鍛冶”は暴れ続け そんな環境にプレイヤーは疲れ
実際に、マジックの大会の参加者が減る など 起きたとの事です。
開発者は 「カード2枚を守るのか?」 「マジックと言うゲーム全体を守るのか?」
と言う判断を迫られました。
開発者の言葉を引用する所の
『人々がマジックをプレイしたくないなら、私たちは修正しなければならないのです。』
----------------------------------------------------------------------
●禁止カードが出るのは 6年ぶり と言う事
しかし、例えば 1万円払って ”ジェイス”を手に入れたプレイヤーからすると
たまった物では無いですよね
(4枚だと 4万円)
それだけ、カードを禁止する と言う事は 罪の大きいのです。
特に マジックは 禁止カードを出すのは 6年ぶりです。
”ジェイス”に1万円と言う価値が与えられたのも
禁止にされない と言う 信頼による所もあると思います。
いつ禁止され、使えなくなるかも知れないものに 大金なんて払えませんからね
それだけ、今回の禁止カード発表は その信頼を崩す事にもなってしまいました。
(極端な例として 「遊戯王」と言うゲームがあります
「遊戯王」では 半年に1度 禁止・制限カードが発表されるのですが
多くのカードが、ビシバシ 禁止・制限されています。
遊戯王開発者も 禁止・制限される事前提で 強力カードを作っちゃうので困りものです。
そして、ユーザー側も この環境を受け入れていて
カードの価値も それ前提で判断しています。
→ 「このカードは、きっと制限されるので 1枚だけ持っていれば良いや」 )
----------------------------------------------------------------------
●けど、実は それほど ただの紙くずにはなっていない
と、禁止カードの問題について 書いたのですが
今回の ”ジェイス” ”石鍛冶”については それほど、ただの紙くずにはなっていません。
(マジックを知らない上で 「1万円のカードが 紙くずになったらしいぞ」と言う話が飛び交っているのを見て 気になりましたが)
マジック開発者も ここについては、かなり慎重に事を運んだのだと思います。
実際、”ジェイス” ”石鍛冶”が禁止されるのは スタンダードルールのみ です。
エクステンデッド、レガシー と言うルールでは 問題無く これらのカードを使用可能です。
そして、このスタンダードルールにおいて
(最新の2年のカードのみが使える環境)
そもそも ”ジェイス” ”石鍛冶”が使えるのは 後3ヶ月間だけ だったのです。
・前々から ”ジェイス”を持っているプレイヤーにとっては
→ そもそも スタンダードで使えるのは後3ヶ月間だと 元々承知していた。
・昨日 ”ジェイス”を1万円で買ったのに いきなり禁止されたよ と言う人にとっては
→ 後3ヶ月しか使えないカードを このタイミングで買う と言う事は
この後も、エクステンデッド とかで使う気まんまんだから なのでしょう
→→ エクステンデッドでは ”ジェイス”は使用可能です。
紙くずには なっていません。
”ジェイス” ”石鍛冶”を禁止するタイミングは もっとあったと思います。
(例えば グランプリ ベスト8全員が ”ジェイス”を使っていて
強すぎると騒がれた 3ヶ月前 とか)
その上で、後3ヶ月 と言う 今のタイミングを選んだのは いろいろな考えがあったのかな と
・できるだけ カードの価値を下げたくない
→ スタンダード以外では 問題無く使えます
スタンダードでも、本来より 3ヶ月早く使えなくなるだけです。
・”ジェイス” ”石鍛冶”の居ない スタンダードを プレイヤーに楽しんでほしい
この2つの最大公約数を出したのが 今回の禁止発表なのかな と思いました。
----------------------------------------------------------------------
そもそも 禁止になってしまうカードを作ってしまう事自体が問題なんですけどね
けど、出してしまったのは 仕方ない
その上で どう対応していくか? について興味深かったです。
今回は 禁止カードから、カードの価値 について考察してみました。
それとは別に、ゲームプレイヤーサイドとして
・日本選手権直前に禁止するなんて、どういう事だ
「Caw-Blade」で出ようと思っていたのに、今から 新しいデッキを用意しないといけない
・「Caw-Blade」が居なくなったら 「ヴァラクート」デッキが強すぎて そっちが暴れまくるんじゃね?
とか いろいろあると思いますが
そこについては、語る事できませんので 興味深く 様子を見てみようと思います。
ぴよぷー が描く、レミィの漫画
永遠の初心者レミィを交えて なんとなく マジックのルールがわかっちゃう漫画なのですが
先日、デュエリストジャパン誌時代の物を読んで 面白いな~ と思ったので、紹介します。
(しかし、デュエリストジャパン ~ ゲームぎゃざ ~ GAME JAPAN と
かれこれ 10年以上も愛されているキャラになります。
レミィって すごいな~~ )
---------------------------------------------------------------------------
「キイェルドの死者 出しまーーーーす」
(強い代わりに、場に出たとき クリーチャーを1体 生けにえに捧げないといけない人)
「で、エルフ サクリファイス」
「はぁ?」
「じゃ・・・ じゃあ・・・ エルフ 生けにえ・・・」
「いや、日本語にすりゃ いいってもんじゃなくて」
クリーチャー達の 「オレ?」 「さー?」 のやり取りが ほのぼのしていて 良い味出ています。
---------------------------------------------------------------------------
「じゃー ブーメラン
そのマスティコア オーナーの手札に戻ってー」
「・・・オーナー?」
「所有者って意味だけど?」
「・・・・・・」
「ジョン マスティコア返すーー」
「今!?」
---------------------------------------------------------------------------
「対抗呪文 で打ち消します!」
「私 なんの魔法も使ってないのに 何を打ち消すのかにゃー?」
「そこに出てる シヴ山のドラゴン」
「何で? 理由は?」
「キライだから・・・ ・・・じゃ ダメですか?」
---------------------------------------------------------------------------
単色魔王 現る!
「マルチカラーのカードっていうのは 呪文コストに複数の色マナを使うカードのことよ」
「えーじゃあ、その色の土地が全部ないと出せないですね。
ということは・・・」
「単色魔王 敗れたり!!」
「待てい!」
「緑単なら 極楽鳥で全色出るのだ!」
「ちっ その手があったかー」
「金色入ってる時点で 単色じゃないじゃん
どーよ? そこらへん」
「負けた!」
---------------------------------------------------------------------------
「変な言い回し 多いっす」
「手札にあるかのように とか?」
「そーーーっ あんのか ないのか はっきりしろって!!」
・・・わからんではないです。
---------------------------------------------------------------------------
センス良いですね~~
レミィ漫画 面白いです!
その昔、「デュエリストジャパン」と言う雑誌がありまして
(1998年 ~ 2001年くらい)
MtG(マジック・ザ・ギャザリング)に特化した雑誌で
中はもちろん マジックの記事ばかり
新カードの記事や、各種コラムはもちろん
マジックのゲームデザイナーによる、ゲームデザイン記事など
いまだに読み応え満点な雑誌で、休刊になったのが惜しまれる 良い雑誌でした。
そんな 「デュエリストジャパン」から、ある意味有名な記事を紹介
---------------------------------------------------------------
●デッキ・クリニック
読者から投稿のあったデッキを診断するコーナーです。
”終わりのない”デッキ
詳細は省きますが・・・
緑白で、「尽きることなくデッキを再利用し続ける」が コンセプトのデッキ
しかし、いろいろな事をやろうとした あまりに
焦点が定まらず イマイチなデッキになってしまった との事
このデッキに対して、どんな診断が行われたか と言うと・・・
---------------------------------------------------------------
●ロバートの回答
・はじめに
上記のとおり、焦点が定まっていない事を指摘
その上で
「デッキの戦略を研ぎ澄まし、不必要な要素を思い切って削ぎ落とし、効率を著しく向上
より焦点のはっきりしたカードを追加して、デッキを修正した」
との事
・マナソースの絞り込み
この頃、特殊地形は破壊される恐れがあり
このデッキに入っている基本地形は 13枚。
これでは、頼りない事を指摘
「そこで、これらの不適切なマナ供給源を、もっと信頼できる確固とした基本地形と入れ替えた。
そう、18枚の<山>だ。」
・デッキスピードの向上
この頃、デュエルが どんどん高速化していて
低コスト帯のカードが重要であるに関わらず、投稿されたデッキにはそれが希薄である事を指摘。
序盤の選択肢を増やす事にした。
「赤1マナで出せる <ジャッカルの仔> <モグの狂信者>の追加
赤2マナ枠では <鉄爪のオーク> <投火師>の追加
この時点で私は、このデッキには中盤以降 有効な攻撃手段が欠けていることに気づいた。
だが、この問題は<ボール・ライトニング>を4枚入れる事で 簡単に解決する。」
・クリーチャー除去カードに目を向ける
投稿されたデッキには <剣を鋤に> <平和な心> が入っていたが
もはや、白マナの供給源が残っていないので 代わりに<ショック> <火葬> を入れる事にした。
・墓地操作カードを見てみる
また このデッキには <Regrowth> <エルフの隠し場所>と言った 墓地操作のカードが入っていたが
残念な事に、緑マナの供給源も無いので 墓地活用呪文として<ボガーダンの鎚>を入れた。
・終わりに
こうして完成したデッキは、焦点がしっかり定まって
序盤の攻撃と防御手段も備わり、中盤以降の打撃力や終盤のゲームを決める要素にも事欠かないものになった。
今回は、未調整のデッキに対してマナを絞り込み、驚異の除去手段と防御を洗練させる事で
トーナメントでも十分に戦えるデッキに仕上がったと思う。
---------------------------------------------------------------
ここで ポルナレフさんより 一言
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
緑白デッキの診断をお願いしたら
赤単のデッキができあがった」
これは ヒドイ
(診断前 と 診断後で、残っているカードは1枚も無し)
この記事について、編集部のコメントでは
「今回のデッキを託されたとき、ロバートは ちょっと興奮して冷静さを失っていたんじゃないかと
我々は考えている。」
と フォローしていた。
当時を知る人なら 「ああ、あれね」
と語り草になっている そんな記事の話でした。
希望 と 提供 を書きます。
こんなご時世に、トレードしていいよ
と言う方 居られましたらご連絡いただけると幸いです。
メールアドレスは・・・
seki-seki-seki(あっと)hotmail.co.jp
---------------------------------------------------------------------------
●希望
003b ニズールの魔具
087b 誓いし者の衣
089 純なる翼
2035 模倣メタル
2057a シャードパイア
2057b シャードパイア
2091 ワイルドハート・ストーン
2099b ガイアの裁定
2113b ヴェスピアの女祭司
2120 ゴリラ実験体#415
3036 死の舞踏
3044 司法委員会
3048 離反
3053 ドリームウィーバー
3066a プリンセス・プリティハート
3066b プリンセス・プリティハート
4006 死のとばりを開いて
4008 相対性
4016a 戦術指令
4016b 戦術指令
4035 壊滅的一掃
4041 タールピットドラゴン
4046 無効化
---------------------------------------------------------------------------
●提供
金銭
001 フェロフラックス
005 困惑の鋼鉄庭園
008 ジーモットの盗視鏡
009 煙の聖域 *3
010 警報秘儀
020 怒りの潮
034 サローンの神
040 アラーキ・ドレッドノート
049 モロッコの血塗られた拳
057 ペインリンク
058 押し包む腐敗 *2
072 クラーケンの悪夢ゼノトス
073 オクトン
078b 堕天使アズーサ
083 天使的存在
088 ジーコの杖
093 運命の風
095 取り消し
100 フラッシュ・バッファー
111 ハシマルの光スダモン
112b ハシマルムの聖戦士 *2
116 闇を縛る者アプカレル
2002 プロニモ完全体
2003 情報処理ユニット
2004 リモート・ビューアー *2
2010 テラフォーム *3
2018 分解 *3
2021 穿孔ドローン
2032 デルフィーナ重装艦
2036 第二のオーバーマインド:ザン
2039 第一のオーバーマインド:イリディオン
2041 ラグアント *2
2049 プロパガンダの中心地 *2
2050 消滅の坑 *2
2056 思考粉砕 *2
2066 テドゥの獣人
2071 整地アウスランダー
2074 結晶の女帝
2079 監獄D
2082 ランボス
2088 同族意識
2089 壜の中の嵐 *2
2092 春の歓び
2098 退化
2100 ローズウェーブ
2115 リーフドラゴン *3
2118 巨大アンペロフィル
3001 ごまかしの衣
3002 創造の後に *2
3003 こだまする呼び声
3004 覚醒 *2
3009 清算
3012 エイハブ・ブーンブーン船長
3013 ネオリッチ ティラン
3015 テクノメイジの冠
3017 止む事なき研究 *2
3018 ゲートウェイ
3024 プロフェッサーBOT5000 *3
3027 カージャッカー *2
3029 ヴィラニーの収穫 *2
3031 迂回
3032b 襲撃 *3
3039 グランパス番長 *2
3040 雲上の野次馬族 *2
3042 暗黒宇宙の合唱団
3045 容赦なき束縛
3050 オードナングの航宙士 *2
3052 ゼンジー
3054 顔なし監視者
3055 イフのパトローラー *2
3057 いたずら
3071 森の輝き
3073b スリップストリーム *3
3080 目覚めた大地
4005 再形成
4007 集う怒り
4010 ジェットビースト
4013 変わらざる者
4022 メタルジャケット
4025 ファンシーボタンちゃん *2
4027 チクタクベアー
4032 生ける屍 *2
4037 サンダウナー *2
4040 スタビガイル *2
4050 オーステリアン *2
4051 聖域のゴーレム
4054 金色の犯罪探索者
4056 審議会室
4058 天使的一掃
4061b あがなうもの
4062 スウィーティーホーン *2
4064 カステルム・ドラコニス
4066 バステト
4071 森の人の召喚
4076 バイエルンのサンクチュアリアン
4078 若き大陸の精霊
4079 サンダーサーペント
4080 森の守護者
ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki
連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com