忍者ブログ
ゲームを作ったり、ゲームを遊びまくったりしている せっき~の生き様。   まずは目次をご覧ください
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

EVO 進化の掟」 (3~5人向け)


EVO


環境がコロコロ変わる過酷な大地を舞台に、自分の恐竜を 進化させつつ、最も繁栄させたプレイヤーが勝ち
と言う、恐竜をテーマにした 陣取りゲームです。


ルールはシンプルなのに、競り陣取りによる駆け引きがとても熱いのが魅力

プレイ時間は 1時間くらいでしょうか
(プレイヤーが増えると、プレイ時間が延びる)




--------------------------------------------------------------

●恐竜の進化

1ラウンドに1度 恐竜を進化させる事が出来ます。

ランダムで現れる遺伝子トークンを 他のプレイヤーと競る形で手に入れます。



どんな遺伝子トークンがあるかと言うと・・・

EVO


      ・・・ たくさん移動できるようになる。
      ・・・ 戦闘で強くなる。
放熱器官  ・・・ 暑いところで 生き延びやすくなる。
体毛    ・・・ 寒いところで 生き延びやすくなる。
卵      ・・・ たくさんを産む事ができる。
ビーカー  ・・・ 競りで支払う額を安くできる。


はっきり言って、どれも重要です。
(一個だけ 遺伝子と違う物が混じっているけれども)


また、これら基本遺伝子だけでなく

空を飛べる海を泳げる第六感が働き 今後の展開が読みやすくなる
など、レアな遺伝子 があったりします。
(絵に 赤丸付いている物)


これらをうまく競り
戦闘力と移動力に特化した 攻撃的な恐竜
・一切戦闘能力を持たない代わりに 繁殖力・生存力に長けた 産めや増やせやの恐竜


など、最終的に いろいろカスタマイズされた恐竜を作り出せます。


(↑ 自分の恐竜ボード。  ここに遺伝子トークンを置いていく)


また、”高値更新された直後は、同じ物に入札してはいけない”と言う独特な競りルールがあり
いろいろ見越して適切な額を入札しないといけなく、この競り部分だけでも 面白いゲームデザインになっています。



--------------------------------------------------------------

●環境の影響

MAPは ”平原”、”砂漠”、”荒野”、”雪原” と言う4種類の地形で構成されています。

それらが、毎ラウンド ”安全な環境”、”高温環境”、”寒冷環境”、”生存不可能環境” と設定されます。

まぁ、つまりMAPのほとんどが危険地帯で 少ない安全地帯をみんなで取り合うわけです。


(例 こんなMAPですが)


(例 平原が 安全な環境の世界)

正直 狭い!

(例 平原が安全で、砂漠が 高温環境の場合)

体毛の遺伝子 を持つ数だけ、寒冷環境にいる恐竜を生き延びさせられます。




環境は毎ラウンド コロコロ変わるため、一か所に居続ける と言う事は不可能です。

環境がどう推移するかは、ある程度予想が付くので
将来を見越して 自分の恐竜をうまく配置しないといけません。

この辺りが、陣取り的要素です。

(他のプレイヤーと早い物勝ちだったり、そこをどけ と襲われたりするので そうそう思う通りにはいかないですが)


↓が 環境の状態を示す  ”環境ホイール
EVO

この場合、
平原が 安全な環境 、 砂漠が 高温環境 、 雪原が 生存不可能環境 、 荒野が 寒冷環境
となります。


--------------------------------------------------------------

●勝利点

毎ラウンド 生き残っている自分の恐竜1匹につき 勝利点1点が入ってきます。
ので、自分の恐竜をどんどん繁栄させれば それだけ高得点になるわけですね。


そして、重要なのは  競りの際、その勝利点を支払って競り落とす と言う事。


いくら繁栄しまくっている とは言え、考えなしに競りで勝利点を支払い続けていると
実は、勝利点が全然溜まっていなかった と言う事も起こりえます。



強力な遺伝子トークンを入手したいけれども、引き締める時は ちゃんと引き締めないといけない
このジレンマがうまいですね、



--------------------------------------------------------------

●まとめ

このゲーム、主な要素はこれくらいと とてもシンプルです。
こんなにシンプルなのに、熱い駆け引きができるので 今、個人的に一番熱いゲームです。



このゲームの良いところは

・ゲームのテーマ(恐竜)と、ゲームシステムが見事に合っている。
・自分のオリジナルな恐竜に進化させる楽しさ
競りの熱い駆け引き
・環境がコロコロ変わる事で 常に移動を要求される陣取り要素


と言う所でしょうか



無駄な部分が一切なく 洗練されたゲームデザインなのも ポイント高いです。

コンポーネントも良いですね。



スモールワールド」をデザインされた方の作品 と言う事ですが  なるほど、かなり スモールワールドっぽい
根っこにあるゲームデザインは一緒 と感じられ、その点も面白いなぁ と思いました。



拍手[0回]

PR
「スルー・ザ・エイジ」


スルー・ザ・エイジ


----------------------------------------------------------------------

●どんなゲーム

カードを使い 自分が担当する文明を 古代~現代まで発展させ 他のプレイヤーとより良い文明を作るために競い合うゲームです。


スルー・ザ・エイジ



プレイヤーは 文明を発展させる と言う事で、大まかに取り上げるだけで

農場から食糧供給
学府で科学力を高めて、新技術を取得する
歴史的偉業の建造     ピラミッドや、万里の長城インターネット なんかも)
指導者の擁立        チンギスハンや、レオナルドダヴィンチコロンブス とか)
軍隊の設立 と、他のプレイヤーとの戦争
劇場などの建造物から 幸福を発生
政治体制の変革      共和制や、共産主義民主主義
・他のプレイヤーと 植民地争い
・イベントで 飢饉とか発生


などなど


わかる人ならピンと来ると思いますが、シヴィライゼーションを かなり意識した作りになっています。

そのシヴィライゼーションから MAPを廃止して、カードゲームとして 簡略化した感じです。


まぁ、それでも かなり規模が大きく プレイ時間が3時間か なんですけどね・・・
(初回プレイは インスト込みで5時間かかった)




----------------------------------------------------------------------

●ゲームの遊び方

プレイヤーの目的は、ゲーム終了時の時点で 一番文化の高い文明を作る事 です。

必要な物は、文化であり  経済力や、軍事力は 勝敗の際は一切影響与えません
(もちろん、他の要素を無視して 文化だけ高めようとしても勝てませんが)



カードの入手

カードには、「テクノロジー」「社会体制」「指導者」「歴史的偉業」「イベントカード」 など 様々な種類があり
プレイヤーは まず、それを集めます。

スルー・ザ・エイジ


ゲームボードに このようにカードが並んでいて、そこから 欲しいカードを入手します。

ただし、奥にあるカードほど 取得に必要な行動力は 大きくなります。
ターンが経過する度、カードは どんどん前に降りてきて 少ない行動力で入手できるようになる反面
自分より先に、他のプレイヤーが取ってしまう恐れもあり どのタイミングで、どのカードを入手するか? が重要です。




労働者の配置

労働者を 「鉱山」「農園」「寺社」「学府」 などに配置します。

スルー・ザ・エイジ
黄色いキューブが労働者  それを、各カードに配置します)


鉱山」 に労働者を配置すると、資源(お金に相当)が手に入り
農園」 に配置すると、食糧が手に入る
寺社」 に配置すると、その分の 幸福が発生し
学府」 に配置すると、毎ターン入手できる サイエンスポイントが増えます。

他にも いろいろな施設があり どこに どれだけの労働者を配置するか? が重要な選択です。



テクノロジーを研究する

テクノロジーカードを入手して、それを場に出すには
その分のサイエンスポイントが 必要です。

サイエンスポイントは、学府にいる労働者が稼いでくれますが
思った以上に、溜まりません。

どのテクノロジーを研究し、どれを諦めるか?


スルー・ザ・エイジ

ちなみに、こんなテクノロジーがあります

品種改良  農業の生産効率が向上
錬金術    科学力の効率向上
建築学    歴史的偉業を作る際にボーナス
裁判制度  行動力の増加 と、横領の予防になる
歌劇     文化度と、幸福が向上
戦車     強い


テクノロジーの取り方で、その文明の特長が大きく変わるので

 ひたすら科学に特化した文明 や
 軍拡は諦めて土下座外交しつつ その分、発展に注力する文明 とか

 民主主義でコンピューター発明されているけど、裁判が存在しない いびつな文明 まで


いろんな文明が作れたりします。



指導者 歴史的偉業

スルー・ザ・エイジ


各文明に1人 指導者を擁立できます。

ナポレオン」     ・・・ 軍事力ボーナスが付いたり
アインシュタイン」 ・・・ 科学力が大きく向上したり
ジャンヌダルク」  ・・・ 寺社が軍事力を生み出すようになり、しかも 他の国から攻撃を受ける度に 文化が高まったりします


歴史的偉業は、建設コストが高く 何度に渡って建設しないといけないので 時間がかかるもの
その代わり、様々な特殊効果を持っています。

ピラミッド」         ・・・  序盤から行動力が増えるので かなり強く
サンピエトロ大聖堂」   ・・・  今後 幸福管理を気にせずに済むほどの幸福を生み出し
ファーストフードチェーン」や「ハリウッド」 ・・・  条件に応じた文化力を 爆発的に高めます


苦労して作る分だけ、強いですね




----------------------------------------------------------------------

●このゲームの良いところ

文明を作り上げている感じが十分

このゲームの最大のウリはココです!

シヴィライゼーションでもある、文明を作り上げる楽しみが 全て集約されています。
しかも、盤面が無いので シンプル


労働者や資源のやり繰りなど このゲームならではの要素も楽しく
この手のジャンルが好きな人なら、楽しめるでしょう




・戦闘の管理が簡単

無くてはならない 軍事力による他のプレイヤーとのやり取り も 良い感じで簡略化されています。

スルー・ザ・エイジ


まず、武力差は 一目でわかるようになっていて
戦闘時、軍隊を1つ消滅させるごとに 武力ボーナスが発生するルールとなっていて
プレイヤー同士は 軍隊をいくつ消滅させるか? と言うシンプルな駆け引きで行われます。



スルー・ザ・エイジ

また、いつでも 相手を攻撃できるのではなく
侵略カード」を使用した時のみ、攻撃を行います。

「侵略カード」には
略奪 ・・・  戦闘に勝つと、相手から食糧か 資源を奪う
破壊 ・・・  戦闘に勝つと、相手の建物を破壊し その分の資源を獲得する
暗殺 ・・・  戦闘に勝つと、相手の偉人を殺し その分の文化を獲得する


と、こんな感じで 勝った、負けた時の結果が わかりやすくなっています。



カードを入手しないと、攻め込めないため 戦闘頻度の調整に 一役買っていて 良いルールです。




----------------------------------------------------------------------

●残念なところ

・ルールが複雑

とにかく、ルールが多かったり  誤解しやすかったりします。


革命」と「蜂起」 を勘違いしたり
建築」と「改良」 の語句の違いを ちゃんと把握したり
農園や鉱山以外の施設に労働者を配置した場合は 「都市施設を建設した」と呼ばれる事など


プレイする場合は、ルールを 完全に理解した人が 一人はいないと 思うとおりにゲームは進めないでしょう。




・カードゲームの割には 長い

初級ゲーム (中世まで)」 「中級ゲーム (近代まで)」 なら まだしも
上級ゲーム (現代まで)」は 慣れて3時間くらい と、かなり長いです。


4人プレイをすると 更に長い

ネットで、このゲームを遊ぶならば ひとまず3人プレイがオススメ
とあったのですが、まさに その通りだと思います。



----------------------------------------------------------------------


と、こんな感じの 「スルー・ザ・エイジ」ですが

かなりオススメです!


この手のジャンルが好きな人なら 特に  (最低 3人必要ですが)

シヴィライゼーションっぽいですが、その上で シンプルさや 独創性があり かなり良い感じ




ちなみに マニュアルより
『ゲーム終了時、 片付けの前に、共にゲームを楽しんだ仲間たちに感謝し、互いの文明を観賞しましょう
ついでに 「シェークスペアを暗殺しちゃってゴメンね」 等 謝っておくのもよいかもしれません』


と書かれていて  なるほど、こんなゲームなんですね とか




最後に、ゲーム終盤の 指導者に「アインシュタイン」「ガンジー」とかと並んで
ゲームデザイナー」と言うのが居るのですが  (誰をイメージしているんでしょうね シド・マイヤー?

スルー・ザ・エイジ

その能力が・・・

学府から 文化ポイントを生み出すようになり、その代わり 入手サイエントポイントが下がる

ゲームの勝利条件である、文化ポイントを得られるのは 強いのですが
これってつまり 「学生が、ゲームにハマって 勉強しなくなる」 って事ですよね




拍手[0回]

mixiにて、「日本版The One Hundred 2011」 が集計されました。

ゲーマー度を測ってみました。


http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=66581937
左が所有の有無、右がプレイの有無です。



×  1.カタンの開拓者たち [58]
〇〇  2.ドミニオン [54]
〇〇  3:世界の七不思議 [51]
×〇  4:プエルトリコ [41]
〇〇  5.パンデミック [37]
×  6.カルカソンヌ [30]
×  6:電力会社 [30]
〇〇  8.アクワイア [29]
××  8.テレストレーション [29]
×  10.アグリコラ [28]
〇〇  11.髑髏と薔薇 [26]
〇〇  12.乗車券 [25]
〇〇  13.ブラフ [22]
〇〇  14.ニムト [21]
〇〇  14.レースフォーザギャラクシー [21]
×  16.ディクシット [20]
〇〇  17.あやつり人形 [19]
〇〇  17.ナビゲーター [19]
×  17.モダンアート [19]
〇〇  20.クク [18]
〇〇  20.ハゲタカのえじき [18]
×〇  20.ラー [18]
×  20.ルアーブル [18]
×  20.レジスタンス [18]
×  25.ごきぶりポーカー [17]
〇〇  25.バトルライン [17]
〇〇  25.ラミィキューブ [17]
〇〇  25.ロンドン [17]
〇〇  29.マジックザギャザリング [16]
×  30.K2 [15]
××  30.エルグランデ [15]
〇〇  30.キャメロットを覆う影 [15]
〇〇  30.サンダーストーン [15]
〇〇  30.ワードバスケット [15]
××  30.麻雀 [15]
××  36.ゲシェンク [14]
×〇  36.コロレット [14]
〇〇  36.スモールワールド [14]
×〇  39.サンクトペテルブルク [13]
××  39.トロワ [13]
〇〇  39.魔法にかかったみたい [13]
××  42.それはオレの魚だ! [12]
××  42.ブルゴーニュ [12]
〇〇  44.オートモービル [11]
〇〇  44.お邪魔者 [11]
××  44.スコットランドヤード [11]
×  44.ビブリオス [11]
〇〇  48.アセンション [10]
〇〇  48.ヴォーパルス [10]
××  48.ファウナ [10]
××  48.八八 [10]
×  52.インジーニアス [9]
××  52.ケイラス [9]
〇〇  52.サンファン [9]
〇〇  52.ストーンエイジ [9]
××  52.ダンジョンレイダース [9]
〇〇  52.ブラス [9]
〇〇  52.ブロックス [9]
×〇  52.ボーナンザ [9]
××  52.ワニに乗る? [9]
×〇  61.ウボンゴ3D [8]
〇〇  61.キングオブトーキョー [8]
××  61.コンテナ [8]
〇〇  61.シャドウハンターズ [8]
××  61.スルージエイジス [8]
〇〇  61.テキサスホールデムポーカー [8]
××  61.ハチエンダ [8]
×  61.バックギャモン [8]
××  61.マンマミーア [8]
〇〇  61.メディチ [8]
××  61.モンド [8]
××  61.ランカスター [8]
××  61.交易王 [8]
×  61.蒸気の時代 [8]
×〇  75.アーカムホラー [7]
×〇  75.ガイスター [7]
×  75.ごいた [7]
××  75.ジャイプル [7]
××  75.テーベの東 [7]
××  75.ハイパーロボット [7]
〇〇  75.ブクブク [7]
〇〇  75.ローゼンケーニッヒ [7]
××  75.王と枢機卿 [7]
××  75.花火&生け花 [7]
×  75.人狼 [7]
××  86.アンギャルド [6]
××  86.ウボンゴ [6]
〇〇  86.キャット&チョコレート [6]
××  86.グレンモア [6]
×  86.クワークル [6]
×〇  86.ディプロマシー [6]
〇〇  86.ハートオブクラウン [6]
×〇  86.フレスコ [6]
××  86.ペンギンパーティ [6]
××  86.ポセイドン [6]
××  86.メンバーズオンリー [6]
××  86.もっとホイップを [6]
×  86.将棋 [6]
×  86.超人ロック [6]
××  100.アップタウン [5]
×  100.アルハンブラ [5]
〇〇  100.インカの黄金 [5]
××  100.エイジオブルネッサンス [5]
×  100.エンデバー [5]
×  100.クイズいいセン行きまSHOW! [5]
××  100.コントラクトブリッジ [5]
〇〇  100.シュテルネンヒンメル(12星座ゲーム) [5]
××  100.スプリングフィーバー [5]
××  100.タイタンの掟 [5]
×  100.ダンジョンクエスト [5]
××  100.ティカル [5]
×  100.トワイライトストラグル [5]
×〇  100.ナポレオン(トランプ) [5]
××  100.パトリツィア [5]
×〇  100.ヒステリーオブザワールド [5]
××  100.ぴっぐテン [5]
××  100.ボトルインプ [5]
×  100.マンハッタン [5]
××  100.ワンダフル映画祭 [5]
××  100.王への請願 [5]
〇〇  100.砂漠を越えて [5]
××  100.数エーカーの雪 [5]
×  100.倉庫の街 [5]


所有:  49
プレイ: 71


ゲーマー度  120



------------------------------------------------------------------------------

ちなみに、せっき~の投票は 以下の感じでした。


ファクトリーファン
ゆっくりあん
Sid Meier's Civilization
トワイライト・ストラグル
ナビゲーター

ディプロマシー
ファクトリーマネージャー
エンデバー
禁断の島
オートモービル

砂漠を越えて
ヒストリー・オブ・ザ・ワールド
テキサスホールデムポーカー
ブラフ
ドミニオン



しかし、毎年の事ながら
面白いゲーム達の中から 15個を選ぶのは 心苦しいですね!

拍手[0回]

チルノのさんすうゲーム」など シンプルで遊べるカードゲームを作っている
みんな大好き あゆ屋 さんの新作カードゲームです。



みょんのお使いゲーム
みょんのお使いゲーム


このゲームも、ルールはシンプルなのに なかなかに遊べます。

ちなみに、1ゲームは 10分くらいと軽く 何度か回して遊べる感じで なかなかにおススメ!




---------------------------------------------------------------

●どんなゲーム?

ゲーム開始時に配られた 7枚の手札をうまく減らして 0枚にすれば勝ちなゲームです。

手札を減らすために、カードを どんどん出していきます。



・こんなカード

みょんのお使いゲーム

カードには 1~15までの数字がかかれていて それがカードの強さです。
(単純に、1が一番弱く 15が最強)


一部のカードには、特殊効果が書かれていますが それは後述




・カードの出し方

親プレイヤーから カードを出していきます。


カードを出された際 隣のプレイヤーは それより大きい数字のカードを出す事が出来ます。

その隣のプレイヤーは 更に大きな数字を・・・
と、出せる人が居なくなるまで カードを出していきます。

みょんのお使いゲーム

そして、全員が出せずに パスすると 場を一掃
最後にカードを出したプレイヤーが親となり、また カードを出していきます。




・こんなカードの出し方も

親プレイヤーが カードを出す際に 特別なカードの出し方ができます。


同じ数字による 同時出し
みょんのお使いゲーム


連続した数字を3枚出す 階段出し
みょんのお使いゲーム


そうした場合、次のプレイヤーは 同じ出し方で、かつ それより強い組み合わせで カードを出さないといけません。

(「2・2」の同時出し の場合は、「5・5」「8・8」 とか
4・5・6」の階段出し の場合は、「6・7・8」 とか 「9・10・11」 )


みょんのお使いゲーム




・つまり


大富豪 です。


まぁ、大富豪 なのですが
「なーんだ、大富豪か」 で終わらないよう ちゃんとゲームとして練られています




---------------------------------------------------------------

●カードの特殊効果


自分以外の全てのプレイヤーが1枚ドローする 程度の能力」
他のプレイヤーの手札を見る 程度の能力」
プレイヤー一人から一番強いカードを貰い、手札の好きなカードをあげる 程度の能力」
次のプレイヤーをパスさせる 程度の能力」

などなど


これらは、そのカードを出した時に 強制的に発動します


よし、手札後1枚 これを出したら勝ちだ」と思っていたら カードを引かされたり
どうしようもない手札だったのが、カード効果で手札をうまく入れ替えさせて なんとかしたり

とか、通常の大富豪では 考えられないような展開が起ききたりりして
一筋縄で行かなかったり、より駆け引き戦略的になったり



また、複数のカードを出した際に 発動する特殊効果は1枚のみ と言うルールから

自分は1枚ドローする 程度の能力」 なんかの あまり使いたくない特殊効果のカードを うまく処分する
なんて 戦略を取ったりもできます。




●革命

カードの強さが逆転する 「革命」 は、 このゲームにもあります。


が、その発生条件は 同じ数字を4枚出す
ではなくあるカードの特殊効果に割り当てられています。

みょんのお使いゲーム


その結果、「革命」は 通常の大富豪より 戦略的に起きます
注意が必要



(ちなみに、このゲームでは チルノの効果が 「革命」です。
が、ゲームバランスの調整の結果 数字が 9 ではなく、になってしまったみたいです。

まぁ、チルノが 勘違いした と言う方向で・・・)





---------------------------------------------------------------

●上級者向けの 赤カード

このゲームには 上級者向けの赤カードが含まれています。

みょんのお使いゲーム


そのカードは なかなか危険な物が多く

通常の特殊効果を より強力にした物 
変な使い心地の物  ばかり


あまり初心者には向きません。

が、このゲームをやり込んだ猛者方は これを混ぜて遊んでみては
かなり 凄まじい事になったりします。




その中でも、この一枚

みょんのお使いゲーム

効果は・・・
全員でゃんけんをして1位から最下位まで順位を決める。
各プレイヤーは 順位の枚数だけドローする


6人プレイで負けてしまったら 6枚ドロー
勝ったとしても 1枚ドロー

泥沼な戦い決定です。

制作者が 「間違えて ルナティック仕様のカードを入れてしまった」と言わしめるほどのカードらしく 注意です。




---------------------------------------------------------------

●まとめ


と、大富豪ライクなゲームルールの 「みょんのお使いゲーム」ですが

単なる大富豪に留めず うまく +α できていると思います。



そもそも 「大富豪」と言うゲームは、
日本では かなり認知度が高く、
普段 カードゲームしない層でも 「大富豪って 面白いよね」と言われるようなゲームであり

そんな「大富豪」に着目して、ちゃんと 独自のルールを+α したのは うまいな と思いつつ
個人的にも、大型のゲームを遊んだ後の ちょっと口直しに と言うタイミングなどで遊んでいます。


1ゲームは 10分くらい と言う短さの割りに駆け引きが楽しめ
何より、ゲームの説明が 一瞬で終わるのが 最大の魅力



見た目がこの通り、同人キャラクター物なので それ系が苦手な人とは 遊びづらい
と言うのが、残念な所ですか

拍手[2回]

ディプロマシー」を やってきました。  (7人用)


古典の 「交渉メイン出し抜き裏切りアリの 戦略ゲーム

ディプロマシー


簡単な リプレイをまとめました。
ディプロマシー」って こんなゲームなのか? とか、軽い気持ちで見てもらえれば と思います。

ゲームデザイン的にも、いろいろ 目を見張るところがあり 考察したい所もいろいろあるのですが
それについては、後日 体力がある時に・・・


大英せっき~帝国」 (イギリス)を担当しました。

以下 リプレイ

(あくまで せっき~視点です。
他の人から見ると、全然違う展開になっていると思います。
なんせ、イギリスにとって イタリアは興味の対象外なので 全然注目すらしてなかったりとか)




---------------------------------------------

●1年目春

取り敢えず、国土を広げるために 「ノルウェー」に向かう

フランスと同盟を組む
お互い、南北で完全に住み分けをする事に

その他、いろいろな人と 対話して いい顔しておく



●1年目冬

予定通り、「ノルウェー」をいただく

ロシアが「スウェーデン」まで やってきたけど気にしない
取り敢えず、仲の良い顔をしておく


なんか、南の方で  オーストリアトルコロシア が争っているけど きょーみない

あれ? ドイツが 手痛いプレイミスをしたぞ??



●2年目春

ドイツプレイミスで 「デンマーク」が 手薄な状態に
目の前に 美味しいエサがあるなら 仕方ないので、心を鬼にして攻撃

→ 「デンマーク」を頂戴する


あれ?、ロシアさん  変なところに海軍置いてません?



●2年目冬 外交

ドイツさんと対話をしようとしたら、拒否された。
デンマーク」の事は 水に流して 今後仲良くしてやっていきましょう と思ったのに
あれぇ?


ちなみに、フランスとは ひたすら同盟の関係を続けています。

周りから、「ちょっと イギリスとフランス お互いを信用しすぎてませんか?
と言われたけど、今 同盟を切り離す理由 全くないもん



●2年目冬 戦争

ここで、南の方で 大きな動きが発生


トルコと、オーストリアが 結託して ロシア攻撃


ロシア 真っ青
(取り決めで 不可侵条約をしていたのが 破られたみたい)

2都市失い、スカンジナビアを維持できなくなる

あれ? ノルウェースウェーデン
両方 僕が貰っちゃっていいんですか? (漁夫の利)



●3年目春

ドイツに対して、こっちくんな作戦を決行

取り敢えず、北側の海は うちが制覇することにします


ロシアは、報復に トルコオーストリアに対して 南下作戦を開始
北側については、『大英せっき~帝国』は攻めないことを条件に 有利な条約を結ばせていただく


フランスとは同盟中だけど、どんどん拡張されているので どないかしないといけない
ドイツが 何故か イギリスを目の敵にしている。
イタリアが 抑えきれていない)




●3年目冬

ドイツ」とは もはや関係修復が不可能と判断

正式に 宣戦布告を行う

フランスにその事を伝えると 「じゃあ、一緒に 襲いましょう」となり 協力して ドイツ潰しを行う。


このターンは 協力してフランスが 1都市を落とし
次のターンに、協力してイギリスが 1都市を落とす取り決めを

・・・のだけど、フランス欲を出して2都市を得ようとした結果 
中途半端な攻撃になってしまい 対ドイツ攻撃が失敗


なんてこった・・・
けど、まぁ 次のターンに 改めて攻撃すれば なんとかなるか



---------------------------------------------


と、この時点で 時間切れで 競技終了 となりました。



なんと
後、1年使って 逆転する腹づもりが!!



結果  フランス 7都市で 1位

大英せっき~帝国』は5都市で 『ロシア』や『トルコ』と並んで 2位でした。



次の年には、ロシアフランス裏切って 逆転するつもりだったのになぁ~~
(悪くて引き分け 良くて勝利)

と、こんな感じの 3年間戦争でした。


ここまでで、4時間超!!

濃密なゲームでした
面白かった





拍手[0回]

プロフィール
HN:
せっき~
性別:
男性
職業:
ゲームプログラマ
自己紹介:
古いパソゲー、ボードゲーム、カードゲームを熱狂的に遊んでいます。


ついったー
http://twitter.com/seki_seki_seki

連絡先は
sekisekiseki(あっと)gmail.com
最新コメント
[06/24 www.linux.ca]
[06/23 linux.org]
[06/23 blackmarket-matches.com]
[06/23 Ucuz Davetiye]
[06/22 ロレックス デイトナ 8pダイヤ]
カウンター
ついったー

Copyright © [ せっき~のゲーム屋さん ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]